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名代富士そばのそばつゆがさらに美味しく! ウルトラファインバブル発生装置を富士そば全店舗に順次導入~出汁抽出に活用し、そばつゆの出汁感がアップ

[2025/3/9 14:45]

 ダイタン商事が、JALUXが販売するウルトラファインバブル(UFB)発生装置を「名代 富士そば」全店舗に順次導入することを決定したと発表しました。そば出汁の抽出時にUFB水を活用し、出汁感が向上したそばつゆを提供するとしています。

 2024年6月には勝連漁業協同組合、ダイタン商事、JALUXの3者による包括連携協定を締結し、取り組みの一環として、昨夏、名代富士そばで「勝連生もずく」を使ったオリジナルメニューを開発・販売しています。

 今回、ダイタン商事とJALUXは、そば出汁の抽出時にUFB水を活用。第三者機関での味分析の結果、出汁原料は従来と同等量を使用し、UFB使用の出汁でつくったそばつゆでは、通常のそばつゆを基準とした場合よりも、旨味コクの数値の向上が確認でき、従来のそば出汁よりも出汁感が向上するとしています。

 2024年11月から実証店舗でのUFB導入を開始し、出汁素材の変更や出汁原料の量ではなく、“水を変える”ことで出汁感が向上したそばつゆを提供。顧客満足度を高める新たな取り組みとして全店舗へ拡大していくとしています。なお、ウルトラファインバブル発生装置を6月までに順次全店舗へ導入されます。

 直径100μm(0.1ミリ)未満の泡をファインバブルと呼び、その中でも直径1μm未満の目に見えないような微細な泡をウルトラファインバブルと呼びます。洗浄効果、植物の生育促進、水質改善、また、気体と混合することで様々な効果があり、工業、医療、農業、水産業等様々な分野での応用が進んでいます。

 JALUXは丸山製作所の販売代理店としてこれまで、飲食店バックヤードでの洗浄用、水産業での畜養用、歯科診療台での活用などにUFBを導入。今回、新たに、さらなるUFBの活用領域として飲食店への展開を推進していくとしています。

導入済み店舗のリスト(2025年3月4日時点)

錦糸町店、門前仲町店、東陽町店、恵比寿駅前店、代官山店、代々木八幡店、日暮里店、富士見台店、秋葉原電気街店、 品川店、池袋東口店、池袋西口店、阿佐ヶ谷店、金町店、新小岩南口店、新小岩店、田端店、十条店、綾瀬店、北千住店、国立店、立川店、川口店、川越店、浦和仲町店、大宮東口店、 藤沢店、大船店、津田沼店、船橋店、浦安店

※その他店舗についても2025年6月までに順次導入。
※UFB発生装置を活用したそばつゆは温・冷両メニューに使用。

ダイタン商事株式会社 代表取締役 丹有樹氏のコメント

 「名代 富士そば」は各店舗で出汁を取ることにこだわり、これまでそばつゆを作り続けてまいりました。そんな私たちの自慢のそばつゆのさらなるおいしさを追求する中で、JALUX様からのご提案によりウルトラファインバブルとその可能性に出合いました。

 第三者機関による味分析や社内での検証を経て、出汁感が向上したことでまろやかでさらにおいしくなった富士そばのそばつゆをこのたび皆さまにご提供できることを大変嬉しく思います。ぜひ、お店でよりおいしくなったそばつゆをご賞味ください。

[古川 敦]