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ローソンが令和5年産古米使用の「塩にぎり」を2割引きで「Vintage 2023」と銘打って販売! 具なし・海苔なしでお米自体の味を確かめられる

[2025/7/7 19:37]

 ローソンが7日、令和5年産の古米を使用した「令和5年産米使用 塩にぎり」を東京都内の約250店舗で2025年7月8日(火)から発売します。現在ローソンで販売されている「塩にぎり」(税込149円)よりも約2割、税込で22円安い127円(税込)で販売され、商品パッケージには「Vintage 2023」と記載されています。

「令和5年産米使用 塩にぎり」イメージ画像

 「令和5年産米使用 塩にぎり」は、ローソンが市場で少量の調達ができた令和5年(2023年)産米「ななつぼし」を使用した、具なし・海苔なしでお米自体の味を確かめられるという、シンプルな塩にぎりです。お米の価格高騰の中、古米を有効活用する事でサステナブルな「食」の循環への貢献を目指すとともに、古米の味を確かめてみたいという要望に応えるため、2025年5月末から、手軽に味わえるおにぎりでの商品化を企画し、約1か月で発売に至ったとのこと。

「令和5年産米使用 塩にぎり」イメージ画像

 調達できたお米が少量であるのと、スピード感をもって提供するため、東京都内の一部の店舗で発売するとしています。販売されるのは大田区にあるセンターから配送する、中央区、港区、江東区、品川区、目黒区、大田区、の一部の店舗。当該地区では「プレミアムおにぎり 塩にぎり」と両方販売されます。

 ローソンは、今回使用する米とは別で、中食・外食(給食等)事業者として、2025年7月3日付で500トンの令和3年産(2021年産)の政府備蓄米(玄米の状態)の買受契約を締結しており、今後は政府備蓄米を使用したおにぎりや弁当の発売が予定されています。同社では「年度の古いお米をご満足いただけ、かつ安定した価格でご提供することで、食品ロスの削減にも繋げていきたいと考えています」としています。

[古川 敦]