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吉野家がラーメンブランドと初コラボ! 広島発・濃厚とんこつ醤油の「ばり嗎監修とんこつ醤油牛鍋膳」と「ばり嗎監修とんこつ醤油鍋つゆ」を販売開始

[2025/9/29 13:45]

 吉野家ホールディングスのグループ会社である吉野家とウィズリンクが29日、吉野家公式通販ショップと吉野家店舗で冬季限定で展開する鍋メニューでコラボレーションを実施すると発表しました。

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 吉野家ホールディングスは成長事業の第三の軸としてラーメン事業を位置付け、現在17ブランドを展開しています。今回、吉野家の冬の定番商品である鍋メニューとコラボレーションするのは、ウィズリンクが展開する広島発のラーメンブランド「とんこつ鶏ガラ醤油 ばり嗎」。

 看板商品の「最強トロ炊きとんこつ鶏ガラ醤油らーめん」は、豚骨と鶏ガラをじっくり炊き上げ、醤油のコクを重ねた濃厚かつクリーミーな味わいが特徴で、販売開始以降20年以上にわたり多くの支持を集めています。広島で培った味わいとおもてなしは中国・四国・近畿・関東エリアへ、さらにアジア各国やオーストラリアへと広がり、2024年10月には吉野家ホールディングス欧州初進出となったスコットランドの首都エディンバラにも進出しています。

 現在、「ばり嗎」は48店舗(国内24店舗、海外24店舗)を展開し、吉野家ホールディングスのラーメンブランドの中で最多の店舗数。なお、今回のコラボレーションは、吉野家とラーメンブランドの初めての連携であり、グループの総合力を活かすことで双方のブランド価値を高め、新たな日常食の提案を発信していくとしています。

 2025年9月29日(月)から、吉野家公式通販ショップなどで、家庭用の鍋つゆ「ばり嗎監修とんこつ醤油鍋つゆ」の販売を開始し、価格は2袋で999円(税込)。今冬、広島発の人気ラーメン「ばり嗎」の看板商品「最強トロ炊きとんこつ鶏ガラ醤油らーめん」が、この鍋つゆで全国どこでも気軽に味わえるとのこと。

 豚骨の旨みを最大限に引き出した濃厚なスープに厳選した醤油だれを重ね、口に入れた瞬間、トロリととろけるやみつきの味わいに仕上げ、〆に熱々のラーメンを投入すれば、まるで「ばり嗎」でラーメンを食べているような満足感を味わえるとしています。

 吉野家公式通販ショップでは「ばり嗎監修とんこつ醤油鍋つゆ」の販売開始と同時に、昨冬販売し好評を博した「千吉監修カレー鍋つゆ」(2袋税込1,080円)の再販売を開始。これらの鍋つゆ商品の販売を記念して10月20日(月)まで、吉野家公式通販ショップで「ばり嗎監修とんこつ醤油鍋つゆ」と「千吉監修カレー鍋つゆ」の購入者の中から、抽選で5名に鍋つゆに合う波佐見焼のうつわ5枚セットをプレゼントする「鍋に合ううつわプレゼントキャンペーン」が開催されます。

 さらに、毎年好評という全国の吉野家店舗での「牛すき鍋膳」818円(店内税込899円、テイクアウト税込883円)は10月17日(金)11時から販売が開始されます。同時に、「ばり嗎監修とんこつ醤油牛鍋膳」818円(店内税込899円、テイクアウト税込883円)や「牛すき丼」596円(店内税込655円、テイクアウト税込643円)も販売されます。なお、一部店舗では販売されません。また、店舗により価格が異なる場合があります。

 「ばり嗎監修とんこつ醤油牛鍋膳」は、「牛すき鍋膳」と同様に、大判の牛肉、白菜、ねぎ、豆苗、人参、絹豆腐、きしめんが鍋の具材です。約1玉分となるにんにくをフライドガーリック・おろしにんにく・刻みにんにくとしてブレンドした「にんにくマシマシだれ」と、ご飯、漬物もセットで提供され、ラーメン店さながらの味変を楽しめます。いずれの商品もテイクアウト可能です。

 なお、たれは吉野家公式通販ショップなどで販売される「ばり嗎監修とんこつ醤油鍋つゆ」と同一仕様ではなく、後味はさらにすっきりとしているとのことです。

ウィズリンク、「ばり嗎」とは

ばり嗎 中広店

 株式会社ウィズリンクは1992年、広島で誕生し、2019年に吉野家ホールディングスへグループ入り。「一杯一心」という想いを掲げ、食べて美味しいことはもちろん、スタッフ一人ひとりが心を込めて行なう丁寧な接客や快適な食空間などトータルな店舗体験によって「来てよかった」と感じてもらえる体験を大切にして歩みを進めてきたとのこと。

 ラーメン事業においては、2003年に誕生した看板ブランド「ばり嗎」をはじめ、「丸鶏醤油ラーメン とりの助」「石焼濃厚つけ麺 風雲丸」「豚骨ラーメン ぶちとん」を展開しています。

ばり嗎「最強トロ炊きとんこつ鶏ガラ醤油らーめん」

 「ばり嗎」の代表的な商品は「最強トロ炊きとんこつ鶏ガラ醤油らーめん」です。じっくりと時間をかけて豚骨と鶏ガラを煮出し、醤油の深いコクを重ねたスープは濾しすぎず、“旨みの余韻”をわずかに残すことでほんのりとしたワイルドさを感じさせつつもクセのない仕上がりを実現。

 濃厚でクリーミーな口当たりと軽やかな後味が絶妙なバランスを生み出します。特製の中細麺がスープをしっかり絡め取り、一口ごとに旨みが広がるとのこと。さらに、店内で丁寧に仕込む香ばしいチャーシューが加わり、奥行きのある味わいを楽しめる一杯としています。また、本気で開発した期間限定メニューや多彩なサイドメニューも魅力のひとつ。9月18日(木)からは、期間限定で「麻婆麺」が販売されています。

 広島で培われた「ばり嗎」の味とおもてなしは中国・四国・関西・関東エリアへ広がり、シンガポールやマレーシア、インドネシア、フィリピン、中国のアジア各国、さらにはオーストラリア、スコットランドにも店舗を展開。地元広島から始まった挑戦は今や世界の食卓へと広がり、多くの人々に愛される存在へと成長しています。

ばり嗎 エディンバラ コックバーンストリート店
ばり嗎 エディンバラ コックバーンストリート店の様子
[古川 敦]