すかいらーくが炭火焼干物定食「しんぱち食堂」を展開するしんぱちを約110億円で買収 「しんぱちの高い品質と優れたサービス水準を守り、お客様・従業員を尊重する経営を徹底」
すかいらーくホールディングスが24日、しんぱちの全株式を取得し、子会社化することを取締役会決議に基づき決定したと発表しました。取得金額は110億3,900万円。
しんぱちは、炭火焼の干物を中心とした伝統的な日常食を高品質かつリーズナブルに提供する「しんぱち食堂」などを運営する企業で、全国で108店舗(直営・FC、2026年2月末現在)を展開しています。すかいらーくは、「本件取引により成長戦略をさらに加速させることができると考えております」とのことです。
すかいらーくは現在、中価格帯のテーブルサービスレストランを中心に強固な事業基盤を有していますが、ブランドポートフォリオの強化のため、日常利用動機である低価格帯領域の拡充を進めており、「資さん」買収に続き、圧倒的な顧客支持を持つしんぱちをグループに迎えることで、低価格帯ポートフォリオをさらに強靭化し、あらゆる消費シーンをカバーする多角的なブランド展開を実現するとしています。
また、すかいらーくの店舗は、現状約7割がロードサイドに位置していますが、将来の人口動態を見据え「都心・駅前・市街地」への出店を強化。しんぱちは、都心部の狭小立地において極めて高い坪効率と収益性を両立する独自のビジネスモデルを確立しており、今回の買収で、都市型出店戦略を飛躍的に加速させ、立地リスクの分散と収益構造の最適化を図るとのことです。
しんぱちの主力商品である干物は、他社の追随を許さない高いクオリティと競争力を備えており、その源泉となる開発ノウハウおよび調理技術の獲得は、グループの商品力底上げに直結。また、同社が有する「都市型立地の開発力」「店舗デザイン力(空間設計)」「高度に最適化されたDXソリューション」といった独自の強みをグループ全体で共有・活用することで、既存事業との多面的なシナジー創出を目指すとのことです。
買収後も、しんぱちの高い品質と優れたサービス水準を守り、「お客様・従業員を尊重する経営」を徹底。しんぱちの唯一無二で最高品質の干物をより多くの人々へ届けられるよう、グループの経営資源を最大限に活用し、一丸となってその事業発展を強力にサポートしていくとしています。



