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【食レポ】秋葉原にご当地グルメが並ぶ「B-1グランプリ食堂 AKI-OKA CARAVANE」が誕生! 試食レポート(軽食編)

[2015/7/9 07:00]

 JR東日本グループは7月10日(金)、秋葉原―御徒町駅間の高架下に「B-1 グランプリ食堂 AKI-OKA CARAVANE」を開業します。場所はUDXの向かい、やや御徒町寄りの山の手線高架下。

 「B-1 グランプリ食堂 AKI-OKA CARAVANE」は、ご当地グルメを通じて地域おこしに取り組むイベント「B-1 グランプリ」の常設公認店で、都内では初めての試み。

 JR東日本による秋葉原―御徒町駅間の高架下再開発計画では、ものづくりの街「2k540」と逸品市場「ちゃばら」をオープン済みで、「B-1 グランプリ食堂 AKI-OKA CARAVANE」は第三弾にあたります。

 今回は、開業当初に提供される14品が試食できる内覧会に参加してきました。胃袋容量の限界もあり、全メニューはご紹介できませんが、実食してきたメニューのうち軽食をご紹介します。


「B-1グランプリ食堂 AKI-OKA CARAVANE」は、秋葉原―御徒町間のJR高架下。UDXの向かい側にあります。


秋葉原駅からは、電気街口を出て御徒町駅方面へ歩いて数分の距離です。



 「B-1グランプリ食堂 AKI-OKA CARAVANE」は、開業当初は14種類のメニューを提供。料理コーナーとは別にドリンクコーナーも用意されています。

 JR東日本グループの運営だけあって、代金はSuicaでの決済も可能。現金なら食券の券売機を利用することになりますが、券売機にはまだ空きがあるので、今後さらなるメニュー拡充が期待できそうです。


現在頂ける料理の種類は14種類で、その他ドリンクコーナーもあります。


各店でSuica決済ができますが、現金派のための券売機もあります。


券売機にはメニューを拡充する余裕がまだまだあります。


Suica決済なら、キッチントレーラーから直接注文が可能。ドリンクコーナーは現金でもSuicaでもOKです。


 「B-1グランプリ食堂 AKI-OKA CARAVANE」は秋葉原駅からも御徒町駅からも徒歩でアクセスしやすい場所。高架下とあって、長細いスペースにいろいろな店舗が出店しています。


訪問した時間帯が早かったこともあり、内覧会の時点では御徒町駅側の店舗が比較的空いていました。


秋葉原側から回る人が多いためか、開場時点では秋葉原側の方が賑わっていました。



 前述の通り、前編では比較的軽いメニューに絞ってお伝えします。まず最初に試食したのが、岩手県北上市の郷土料理である北上コロッケ。そして三重県津市の津餃子です。

岩手県の北上コロッケと三重県の津餃子は、揚げ物つながり(?)で同じ店舗で販売されていました。



 まずは岩手県北上市の郷土料理北上コロッケから。北上コロッケには粘りの強い里芋が使われていることもあり、独特のドロッとした食感とお肉の旨味が効いています。下味もしっかりついているので、そのままで美味しく食べられます。

 北上コロッケは岩手県北上市の郷土料理。基本レシピは用意されているものの、二子さといも、黒毛和牛、白ゆりポーク、アスパラガスの4つの素材を使用していれば北上コロッケを名乗れるので、北上市内では続々と新レシピが登場しているようです。


北上コロッケの表面は通常のコロッケと変わりありません。


中に里芋が入っていることで、独特のドロッとした食感が癖になります。牛肉と豚肉が両方使われているため、旨味も濃いです。


 続いて、三重県津市の郷土料理である津餃子を試食。津餃子は、直径15cmほどの大きな皮で具を包んだ揚餃子で、1985年頃から津市内の学校給食で提供されたのが始まりと言われています。


津餃子はもともと学校給食として提供されていた料理。このため、袋にも「小学校」の文字があるのが印象的です。


 津餃子は、皮はパリパリで中の餡はジューシーで美味しくボリューム感たっぷり。学校給食から生まれた名物ではありますが、ビールにぴったりな、強い味わいをもつ揚餃子です。

 なぜ津餃子が大きな揚餃子になったのかというと、学校給食で餃子を出す場合、通常サイズの餃子だと必要な個数が多く時間がかかるためビッグサイズに。また、学校の調理器具では一度に大量の餃子を焼くことができなかったために、揚餃子にしたそうです。今日では津市の郷土料理として親しまれています。


津餃子は通常の餃子の3倍位の大きさの揚餃子です。


皮はパリパリ、餡は肉々しくジューシーで美味しい。



 コロッケと揚餃子と続き、次はあっさりとした汁物を、ということで青森県八戸市の名物である八戸せんべい汁をいただきました。八戸せんべい汁は、明治30年頃に麦せんべいが普及された頃に登場した料理。昭和30年頃になると煮込んでもとろけにくいおつゆせんべいが登場し、今日ではしっかりとせんべいの風味を味わえるように変化したそうです。


八戸せんべい汁を頂いた店では、あまちゃん劇中にも出てきた久慈まべぶ汁もあり、あまちゃんファンの方には久慈まべぶ汁もおすすめです。


 八戸せんべい汁は、あっさりとした塩気が効いたスープにに、ほどよくコシのある食感に変化した南部せんべいが入った一品で、スープ自体が野菜中心な事もありましてさっぱりとするすると頂ける点がポイントです。


八戸せんべい汁は、あっさりとした汁に南部せんべいが入った物で、汁を吸った煎餅はすいとんの様なコシのある食感へと変化し、噛みごたえがある一品です。


八戸せんべい汁の汁は、野菜中心で澄み切った汁と言う事もありまして、ヘルシーな一品です。


 八戸せんべい汁を頂いた後は、ドリンクコーナーでさっぱりとした烏龍茶を頂き、後半戦はしっかりとお腹にたまるメインになる料理を幾つか頂きます。


揚げ物の後には、さっぱりした烏龍茶がおすすめです。


[池延大栄(大帝オレ)]