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【食レポ】東京ドームで開催中! 「ふるさと祭り東京2016」~ボリュームと味に大満足の丼メニューとデカ盛り回転寿司を堪能

[2016/1/12 12:35]

 東京ドームでは1月8日(金)から17日(日)の10日間にわたって「ふるさと祭り東京2016―日本のまつり・故郷の味―」を開催中です。

 8回目の開催となる今回は、日本一の高さを誇る24.1mの城郭型灯籠、秋田県「能代七夕『天空の不夜城』」が東京ドームのお祭り広場に登場してお祭り気分を盛り上げています。

 ふるさとの味を楽しむ食メニューも豊富。「全国ご当地どんぶり選手権」に加え、新企画「全国回転寿司デカ盛り寿司フェスタ」を開催しており、各店自慢のどんぶりメニューとデカ盛り寿司が楽しめます。

 がっつりメニューだけでなく、「ご当地スイーツストリート」には多数のふるさと自慢のスイーツが出店。女性や子どもも楽しめる催しになっています。

 今回はふるさとの味を楽しむべく、東京ドームへ足を運びました。

「ふるさと祭り東京2016―日本のまつり・故郷の味―」は東京ドームで開催中

 青森ねぶた祭の実演時間には、ねぶたのライトアップとあわせて祭りの踊り手の「跳人」の実演を、能代七夕「天空の不夜城」では、ライトアップされた城郭型灯籠が実際に動く姿を見ることができました。

青森ねぶた祭の祭り囃子の実演
能代七夕「天空の不夜城」の祭りの実演。大迫力の城郭型灯籠が前後に動く姿が見られます

 今回の目的であるグルメコーナーでは、「全国ご当地どんぶり選手権」は16店舗、「全国回転寿司デカ盛り寿司フェスタ」は10店舗が出店しています。さすがに全部を一度に食べるのは厳しいので、その中から今回は8店舗の料理を試食してきました。

 最初は「日本で唯一のサバ料理専門店サバの駅」の「八戸銀サバトロづけ丼」を食べてみることに。「八戸銀サバトロづけ丼」は、肉厚なサバを漬けにしたものをご飯に乗せた丼めし。漬けにされたサバには程よく脂が乗ってご飯が進みます。

祭りの実演のあとはグルメコーナーへ移動し、まずは「日本で唯一のサバ料理専門店サバの駅」の「八戸銀サバトロづけ丼」から食べてみることに
「八戸銀サバトロづけ丼」は程よく脂が乗ったサバを漬けにしたものをご飯の上に乗せたどんぶり飯で、どんどんご飯がすすむ一品

 続いては「地魚もてなし滝の川」の蟹の身とミソたっぷりな「越前!蟹丼ぶり」を堪能。見た目にも豪華な「越前!蟹丼ぶり」は、蟹の身やみそが共ににたっぷりと使われたもの。特にかにみその濃厚な旨味が癖になり、お酒との相性も良さそうな豪華どんぶり飯です。

続いては「地魚もてなし滝の川」の「越前!蟹丼ぶり」を堪能
「越前!蟹丼ぶり」は蟹の身もみそもたっぷり入ったどんぶり飯で、特にかにみその濃厚な旨味が強いことから、お酒との相性も良さそう

 続いて「全国回転寿司デカ盛り寿司フェスタ」ブースへ移動。「氷見回転寿司 粋鮨」で「富山湾宝石盛り」を手に取ります。「富山湾宝石盛り」は、蟹の甲羅の中に富山湾名産の白えびに、カニのハサミとほぐし身、さらにいくらを散りばめた「海の中の宝石箱」のような創作寿司。特に甘くトロケる白えびの味わいが印象に残る富山県らしさを感じる豪華寿司です。

続いては「全国回転寿司デカ盛り寿司フェスタ」コーナーの「氷見回転寿司 粋鮨」で「富山湾宝石盛り」を注文
「富山湾宝石盛り」は蟹の甲羅の中に富山湾名産の白えびに、カニのハサミとほぐし身、さらにいくらを散りばめた「海の中の宝石箱」のような創作寿司で、特に甘くトロケる白えびの美味しさが光る豪華寿司

 ここまでは海産物を使った料理が続いたので、今度は肉を食べようとと思い、昨今流行りの兆しを見せているローストビーフ丼にハヤシライスの要素を組み合わせた「御前崎市ご当地グルメ検討委員会」の「夢咲牛ローストビーフハヤシ丼」を注文。

 「夢咲牛ローストビーフハヤシ丼」は、最高級和牛「遠州夢咲牛」のローストビーフを使っていることもあって、ローストビーフは脂が乗って柔らかな食感。さらに旨味濃厚なハヤシソース、ピリリと辛いわさび漬けが添えられていることで、味に変化が生じて食べ飽きない工夫が施されている完成度の高い一品です。

今度は肉を食べようと言う事で、流行りのローストビーフ丼にハヤシライスを合体させた、「御前崎市ご当地グルメ検討委員会」の「夢咲牛ローストビーフハヤシ丼」を注文
「夢咲牛ローストビーフハヤシ丼」には最高級和牛「遠州夢咲牛」のローストビーフを使っていることで脂が乗って柔らかな食感を、さらに旨味濃厚なハヤシソース、味のアクセントにピリリと辛いわさび漬けが添えられていることで、美味しく食べ飽きにくい工夫が施されているのが嬉しいところ

 続いて「全国ご当地どんぶり選手権」で既に殿堂入りしている「食堂丸善」発売の「うにめし丼」を注文。「うにめし丼」に使われているうには一度蒸していることで生うによりも香りが強く、プチプチっとした食感で程よい塩気を感じるいくらとの相性も抜群。塩気もちょうどいい塩梅で、「うにめし丼」が殿堂入りしたのも頷けます。

続いては「全国ご当地どんぶり選手権」で既に殿堂入りしている「食堂丸善」発売の「うにめし丼」を注文
「うにめし丼」で使われているうには一度蒸してあることもあって、生うによりも香りが強く、プチプチ食感のいくらとの相性も抜群で、塩気もちょうどよく、殿堂入りした商品はハズレがないと思える味わいでした

 その後は「全国回転寿司デカ盛り寿司フェスタ」コーナーへと移動し、まずは「独楽寿司」提供の「とろけるエンガワ寿司 トリュフ塩味」を注文。「とろけるエンガワ寿司 トリュフ塩味」は大ぶりかつ厚みのあるエンガワを使ったお寿司で、メインのエンガワは脂が乗って濃厚な味わいを、さらにトリュフ塩をかけることで、トリュフならではの芳醇な香りが漂う高級感漂う創作寿司です。また、大量に刻んだネギが寿司の上に振りかけられていますが、ネギの効果で脂が乗ったエンガワ寿司がさっぱり楽しめます。

「全国回転寿司デカ盛り寿司フェスタ」コーナーの「独楽寿司」提供の「とろけるエンガワ寿司 トリュフ塩味」を注文
「とろけるエンガワ寿司 トリュフ塩味」は大きく脂が乗ったエンガワに、芳醇な香り漂うトリュフ塩をかけた創作寿司で、大量に刻んだネギをあわせることで後味さっぱりと楽しめる工夫が施されています

 次に、「まぐろ問屋やざえもん」で「“もっと”ぜいたくトロ軍艦~ぬちまーすがけ~」を注文。「“もっと”ぜいたくトロ軍艦~ぬちまーすがけ~」は、まぐろトロをウニ入り醤油で和え、北海道産いくらを盛りつけて、仕上げに沖縄の「ぬちまーす」で仕上げた贅沢な創作寿司。

 口に入った瞬間の美味しさは非常に大きいものの、ウニ入り醤油で和えたまぐろは塩辛く、寿司として楽しむよりも酒の肴として楽しむのにオススメなおつまみ寿司です。

続いて「全国回転寿司デカ盛り寿司フェスタ」コーナーで「まぐろ問屋やざえもん」の「”もっと”ぜいたくトロ軍艦~ぬちまーすがけ~」を注文
「”もっと”ぜいたくトロ軍艦~ぬちまーすがけ~」は、ウニ入り醤油で和えたまぐろトロの塩気が強く、寿司として楽しむよりは酒の肴として楽しめそうな味濃いめなおつまみ寿司です

 最後は「米沢 琥珀堂」の「山形牛ステーキ麹味噌焼き丼」を注文。「山形牛ステーキ麹味噌焼き丼」は表面を程よく焼いた山形牛ステーキに、甘辛い味付けの時雨煮のような煮物がご飯の上に敷かれたどんぶり飯。時雨煮の甘辛い味付けも相まって気持よくご飯が進みます。

最後に「米沢 琥珀堂」の「山形牛ステーキ麹味噌焼き丼」を注文
「山形牛ステーキ麹味噌焼き丼」は表面をほどよく焼いた山形牛ステーキに、甘辛い味付けの時雨煮のような煮物がご飯の上に敷かれたどんぶり

 今回「青森ねぶた祭」、「能代七夕「天空の不夜城」の実演に始まり、限られた時間の中で「全国ご当地どんぶり選手権」と「全国回転寿司デカ盛り寿司フェスタ」の料理を楽しみました。

 すでに「全国ご当地どんぶり選手権」で殿堂入りしている「食堂丸善」発売の「うにめし丼」は大変完成度が高く、個人的にはイチオシです。

 他にオススメしたいのが、「全国回転寿司デカ盛り寿司フェスタ」コーナーで富山の海の幸が楽しめる「富山湾宝石盛り」。「全国ご当地どんぶり選手権」からは、流行りのローストビーフ丼にハヤシライスを合体させた、「御前崎市ご当地グルメ検討委員会」の「夢咲牛ローストビーフハヤシ丼」が特に印象に残りました。

 今回は「全国ご当地どんぶり選手権」と「全国回転寿司デカ盛り寿司フェスタ」のメニューを楽しんできましたが、会場では他にも「ご当地スイーツストリート」、「イケ麺スタンプラリー」、「絶品!逸品!ちょいのせ市場」、「にぎわい市(ご当地グルメ)」など多数のグルメが楽しめます。

 「ふるさと祭り東京2016―日本のまつり・故郷の味―」は1月17日(日)までの開催。ふだん東京ではお目にかかれないご当地グルメも多数ありますので、会社帰りや週末のお出かけに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

[池延大栄(大帝オレ)]