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【食レポ】カリフォルニア発プレミアムバーガー「Carl's Jr.」が日本上陸~秋葉原の1号店、開店日は大行列!

[2016/3/5 04:16]

 3月4日(金)、カリフォルニア発プレミアムバーガーチェーン、「Carl's Jr.」の日本1号店が秋葉原中央通り沿いにオープンしました。「Carl's Jr.」では、バーガーは一切作り置きせず、注文を受けてから調理するスタイル。日本ではモスバーガーなどもそうですが、「レストランのように、いつでも出来たてが楽しめる」点を特徴としています。

 新バーガー日本上陸とあって、開店日の3月4日に「Carl's Jr.」1号店に行ってきました。

 開店直後の待ち時間は2時間だったそうですが、到着した13時前の時点ではだいぶ行列は短くなっていたようです。とはいえ、「Carl's Jr.」のあるビルから4つ先のビル、「小諸そば」や「てんや」の前まで行列が続いていました。

開店日の13時前に「Carl's Jr.」に足を運んでみると、列は「Carl's Jr.」から末広町方向に進んで4つ先のビル、「小諸そば」や「てんや」の前まで続いていました

 1時間ほど並んで店舗の前まで到着すると、ちょうど取材で「Carl's Jr.」に来店していたお笑い芸人コンビ、「U字工事」のお2人が店内から出てきたところ。「U字工事」のお2人と入れ替わるようなタイミングで、店内に案内されました。

1時間並んで、ようやく「Carl's Jr.」の前に到着

 店内に移動してレジカウンター上のメニュー表を見ると、看板商品とあってハンバーガーメニューも豊富なのですが、思わず「アメリカン!」と叫びたくなる位にボリューム感たっぷりのサイドやスイーツに目を奪われます。

 一部のメニューには1/2LB、1/3LBなど、あまり見慣れない「LB」の文字が。「LB」は重さの単位であるポンドの略称で、1ポンドは約450g。1/2LBは230g、1/3LBは150gと覚えておけばOKです。

「Carl's Jr.」はハンバーガーはもちろん、アメリカンなデザートやサイドメニューも充実

 今回は「オリジナルシックバーガー 1/2LBサイズ コンボセット」1,400円、「レタスラップシックバーガー 1/3LBサイズ」870円、「チリチーズフライミディアムサイズ」330円を注文(価格はすべて税別)。会計は税込みでしめて2,808円になりました。

 「オリジナルシックバーガー 1/2LBサイズコンボセット」のフライドポテトから食べてみると、細めのポテトながら揚げたてとあってカリッとした歯ごたえ。揚げ置きのポテトを食べた時に感じるベチャッとした食感がなく、大満足な一品です。

「オリジナルシックバーガー 1/2LBサイズ コンボセット」のポテトから食べてみると、細めのポテトながら揚げたてとあってカリッとした歯ごたえ

 コンボセットについてくるポテトを楽しんだ後は、メインの「オリジナルシックバーガー 1/2LBサイズ」を食べてみることに。1/2LBサイズ(230g)とあってボリューム満点なオリジナルシックバーガーは、肉厚のパティからは牛肉の旨味がしっかり感じられ、シャキッとした歯ざわりの野菜もたっぷり。

 具材を包むバンズも中の食材に負けないくらいに小麦の風味が強く、どの食材もしっかり素材の味わいを主張していて、繊細さはありませんが力強いアメリカンな美味しさです。

「オリジナルシックバーガー 1/2LBサイズ」は、ボリューム満点の肉厚のパティから牛肉ならではの旨味がしっかり感じられ、シャキッとした歯ざわりの野菜もたっぷり

 「チリチーズフライ ミディアムサイズ」では、その名の通りチリソースが使われています。チリソースというと、旨味よりも唐辛子の辛味をまずイメージしますが、辛さよりも旨味が濃厚に感じられるソースで、若干チーズとソースが絡んでいない点が残念ですが、辛いものが苦手な方でも安心して楽しめそうです。

チリチーズフライは辛さよりも旨味の強いチリソースが効いていて、辛いものが苦手な人でも美味しく楽しめそう

 最後に、モスバーガーが過去に販売していた「菜摘バーガー」のような見た目の「レタスラップシックバーガー 1/3LB」を食べてみることに。「レタスラップシックバーガー」は具材を包み込むバンズがない分、シャキッとした食感の野菜や、肉々しいパティの味をダイレクトに感じられます。バンズがないので、低糖質ダイエッターも安心して楽しめる一品です。

モスバーガーでかつて販売していた「菜摘バーガー」のような「レタスラップ シックバーガー 1/3サイズ」。バンズがないことで、野菜や肉の味がよりダイレクトに感じられます

 ドリンクはスモール、ミディアム、ラージと3つのサイズから選べますが、ドリンク自体はビールとナチュラルミネラルウォーター以外は飲み放題。ハンバーガー注文時にポテトとドリンクがついてくるコンボセットの場合、スモールサイズを頼むとポテトもドリンクもスモールになるのですが、ポテトが少なめでいいなら、ドリンク自体は飲み放題なのでスモールサイズがオススメです。

「Carl's Jr.」のドリンクは飲み放題とあって、ドリンクサイズの違いは単純に紙コップの大きさの違いのみ
ビールとナチュラルミネラルウォーター以外のドリンクはすべて、店内なら飲み放題

 食事が済んで店を出たのは午後2時をだいぶ過ぎていましたが列はまだまだ長く続いていました。平日でこの混雑ぶりとあって、週末は大混雑が予想されます。

お店をでたのは午後2時をだいぶ過ぎていましたが、列はまだまだ長く続き、週末は大混雑が予想されます

 今回は、オープン当日の「Carl's Jr.」で、ハンバーガーやサイドメニューを含めていろいろと食べてみました。

 「Carl's Jr.」では、注文後にすべての料理を提供することもあって、熱々なものが提供される点は好印象ですが、ハンバーガーの種類によっては単品価格が1,000円を超える商品も多く、ファストフード店と考えると非常に高額。今回の会計は税込みでしめて2,808円。食レポのためできるだけいろいろなメニューを食べていることもありますが、ちょっとしたディナー価格です。

 そんなわけで少々価格ははりますが、アメリカで食べるような重量感のあるハンバーガーの再現性の高さや、アメリカのハンバーガーショップでよくあるドリンク飲み放題サービスもあることから、アメリカンな味やサービスをそのまま味わいたいというニーズにはぴったり。

 アメリカ出身者や「アメリカで食べたあのハンバーガーが食べたい!」という人は、一度行ってみることをおススメします。

[池延大栄(大帝オレ)]