【食レポ】パリで人気の「茸香るベジ麺」を国内の一風堂で! ベジタリアン仕様なのに旨味たっぷり
世界に進出するラーメングローバルチェーン「一風堂」で、秋の限定ラーメンの発売がスタートしました。秋の限定ラーメンが楽しめるのは11月30日まで。
肉たっぷりの「博多肉そば」940円、豚骨味噌ラーメンの「味噌白丸」850円、博多流中華そば「博多淡麗中華そば」790円、「IPPUDO PARIS」でも大人気なベジタリアンラーメン「茸香るベジ麺」900円の4種類(価格は全て税込)。
今回は食の都パリで愛された「茸香るベジ麺」を食べるため、御徒町駅近くの「一風堂 上野広小路店」へ。「茸香るベジ麺」は上野広小路店のほか、銀座店、代々木上原店、町田店、たまプラーザ店で楽しめます。
「茸香るベジ麺」ができ上がるまで、ピリッとした辛さが癖になる辛子高菜、ごまの風味が効いたもやしの和え物(無料)をつまんで待ちます。
注文してから10分弱ほどで完成した「茸香るベジ麺」は、透明感のあるスープにきのこや野菜がたっぷり入ったヘルシーなラーメン。なぜか付け合せとしてパンがついてきます。
まずは、透明感のあるきのこや野菜から出汁を取ったスープから飲んでみることに。動物性の原料を使っていないこともあってスッキリとした味わいながら、ポルチーニ茸など数種類のきのこと野菜を使っていることで、想像以上に旨味たっぷり。
続いて、パプリカを練り込んだことで鮮やかなオレンジ色をした麺を食べてみると、中太の麺はモチモチ食感で、スッキリとしながらもきのこの旨味たっぷりなスープによく絡んでウマウマ!
続いて具を食べてみると、コリコリとした食感に加えて、大きく食べごたえ満点のえのき茸のソテーのほか、しめじ、ビーツ、ひよこ豆、ズッキーニなどがたっぷり! 特にとろけるような食感のビーツが絶品でした。
付け合せのパンはモチモチとした食感でそのままでも美味しく楽しめますが、お店おすすめの食べ方に従って、パンをスープにつけて食べてみることに。旨味たっぷりなスープを吸い込んだパンはめちゃウマ。スープの1滴まで残さず完食しました。
今回は「一風堂」秋の限定ラーメンの中から、食の都パリで愛されたベジタリアン仕様の「茸香るベジ麺」を食べてきました。
動物性食材を使わないベジタリアン仕様のレストランは日本でも段々と増えていますが、ラーメンとなると千代田区を中心にお店を構える「ソラノイロ 本店」の「ビーガンベジソバ」位しか思い当たるラーメンがなく、日本でベジタリアン仕様ラーメン店はまだまだレアな存在です。
これまでにもベジタリアン仕様の料理を食べてきましたが、動物性食材を使った料理と比べてやはり旨味がいまひとつということが多いです。その点、「茸香るベジ麺」は野菜に加えて、数種類のきのこの出汁を効かせたことで、スッキリとしながらも濃厚な旨味がしっかりと感じられる一杯となっています。
カロリー表記は見当たりませんでしたが、動物性の食材を使わないことから既存のラーメンよりもカロリーも低そう。ベジタリアンの方はもちろんのこと、美味しくヘルシーなラーメンを探している方にもオススメです。