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【食レポ】料理も美味しくスペース広々で大満足! 東京シティ競馬とラーメン&餃子の名店がタッグを組んだ「TCKラーメン☆餃子フェス2016」

[2016/12/28 12:24]

 東京シティ競馬(TCK)では、ラーメン&餃子の名店の味が楽しめる「TCKラーメン☆餃子フェス2016」が、大井競馬場内の「UMILE SQUARE(ウマイルスクエア)」にて、12月26日よりスタートしました! というわけでさっそく行ってきました。

 今回「TCKラーメン☆餃子フェス2016」に出展しているのは以下の12のテナント。開催期間は大晦日の31日までです。

◇ラーメン店舗
・麺匠うえだ
・信州鶏白湯 気むずかし家
・パイナップルラーメン屋さん パパパパパイン
・牛骨らぁ麺 マタドール
・我武者羅
・味噌屋八郎商店
・自家製熟成麺 吉岡
・東京スタイル味噌ラーメン ど・みそ

◇餃子店舗
・浜松餃子 ギョーザの勇次郎
・常陸手うち餃子 正
・八街落花生餃子 餃子工房アベニエール
・肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場

 「TCKラーメン☆餃子フェス2016」の会場となる大井競馬場へは、会場から徒歩5分ほどのところにある東京モノレール大井競馬場前駅の利用が便利! 大井競馬場には2,000台以上の車が収容できる駐車スペースも完備しているので、クルマで行っても安心です。

「TCKラーメン☆餃子フェス2016」の会場である大井競馬場は、東京モノレール大井競馬場前駅から徒歩5分ほど

 「TCKラーメン☆餃子フェス2016」の会場となる大井競馬場は、G1レース「東京大賞典」が行われる競馬場とあって敷地全体が広大。「TCKラーメン☆餃子フェス2016」ブースエリアも広々しています。

 餃子ブースの手前には大量の野外席や、天気が悪い時にも安心して食事が楽しめる屋根付きの席も設置。特に屋根付きのイートインスペースではストーブがガンガン効いているので、寒さを気にせず食事が楽しめるようになっていました。

「TCKラーメン☆餃子フェス2016」の会場は、敷地が広大な大井競馬場。通路として使えるフリースペースも広く、キツキツのスペースで食べる食イベントなどと違って開放感があります
餃子ブースの手前には、たくさんの野外席も
雨風を凌げる屋根付きのイートインスペースがあり、ストーブがガンガン効いているので上着いらずで食事が楽しめます

 たくさん並んだラーメン&餃子ブースから、まずは地名からして暖かそうな熱海にお店を構える「麺匠 うえ田」ブースへ。真っ赤で辛そうな「渚の担々麺」800円を注文(価格は全て税込)。

最初は熱海にお店を構える「麺匠 うえ田」ブースで、見た目が辛そうな「渚の担々麺」を注文

 「渚の担々麺」は、旨味たっぷりなのに後味のキレが冴えているスッキリ味の魚介ベースのスープに、唐辛子の刺激がピリッと効いたひき肉がたっぷり入った担々麺。モチモチ食感の中太麺とは相性バッチリ! 食べたあとは身体がぽっかぽかになる1杯です。

「渚の担々麺」は見た目の通り、唐辛子の刺激的な辛さがひりりと効いた担々麺で、スープは魚介系のキレのある出汁がベースになっているので、モチモチ食感の麺をスッキリ楽しめます!

 続いては、東京・目白でワタミ系居酒屋「鶏メロ」の店舗を間借りして昼営業を行っている「自家製熟成麺 吉岡」へ。

 「自家製チャーシュー麺」800円をベースに大量のメンマと刻みチャーシューを乗せたお店おすすめの「トッピング全部のせ」500円を加えて注文。追加のトッピングは、元々の自家製肩ロースチャーシューの姿を覆い隠すくらい、たっぷり盛られているのがポイントです!

東京目白で居酒屋の「鶏メロ」の店舗を間借りして営業を行っている「自家製熟成麺 吉岡」より、お肉のボリューム満点な「自家製チャーシュー麺+全部のせ」をチョイス!

 たっぷり盛られた柔らかく旨味たっぷりのチャーシュー、ほどよい歯ごたえが感じられるメンマの姿に圧倒されましたがラーメン自体も絶品!

 塩気がマイルドでキレのあるウマさが特徴の魚介醤油スープに、モチモチ食感の麺がしっかりと絡んで激ウマ! 荒々しい見た目とは裏腹にお上品な出汁の旨味が生きたラーメンでした。

大きく旨味たっぷりなチャーシューや分厚いメンマに目がいきがちですが、塩気がマイルドでキレのあるウマさの魚介醤油スープに、モチモチ食感麺との組み合わせは絶品!

 ラーメンを2種類連続で試食した後は、千葉県八街(やちまた)市にある、「八街落花生生餃子 餃子工房アベニール」より、千葉県の特産品として知られる落花生を使った「八街落花生生餃子」500円をチョイス!

「八街落花生生餃子 餃子工房アベニール」より、千葉県の名産品な落花生を使った「八街落花生生餃子」をチョイス!

 「八街落花生生餃子」は、野菜たっぷりな餡が使われていることに加えて、落花生の香ばしい風味を活かした焼き餃子で、想像以上に後味が軽くてビックリ!

「八街落花生生餃子」は、さっぱりとした野菜餡に香ばしい落花生が入った焼餃子で、想像よりもさっぱりとした味わい!

 続いては、餃子の上に茹でたもやしを乗せたことが特徴的な「浜松餃子 餃子の勇次郎」より、「たっぷり生コラーゲン入り焼き餃子」400円をセレクト。

続けざまに餃子ブースより、餃子の上に茹でたもやしをあしらった「浜松餃子 餃子の勇次郎」より、「たっぷり生コラーゲン入り焼き餃子」を注文

 中の餡がキャベツ中心なことに加えて、茹でたもやしをトッピングしているので、先ほど食べた「八街落花生生餃子」よりもさっぱりとした味わいが特徴ですが、生コラーゲン入りとあってジューシーな美味しさもたっぷり!

 さっぱりとした味わいとジューシーなウマさが同時に楽しめる創作餃子でした。

生コラーゲン入り焼き餃子は、餡がキャベツが中心な上に、茹でたもやしを添えているので非常にさっぱり。生コラーゲンが入っていることもあり、非常にジューシーな美味しさ

 餃子を楽しんだあとは、パイナップルのフルーティーな美味しさを活かしたラーメンが楽しめる「パイナップルラーメン屋さん パパパパパイン」より、「パイナップル塩ラーメン」800円を注文。

続いては、異色のラーメンとパインを組み合わせた「パイナップルラーメン屋さん パパパパパイン」より、「パイナップル塩ラーメン」をチョイス

 「パイナップル塩ラーメン」を食べてみると、弾力性に富んだ食感の麺に、フルーティーで魚介の旨味とマイルドな塩気が楽しめるスープとともに頂くラーメンで、予想に反してパイナップルの甘味と魚介スープの旨味がバッチリマッチ!

 キワモノ的な雰囲気を醸し出しながらも、しっかりとウマイ南国感溢れる創作ラーメンでした。

「パイナップル塩ラーメン」は、弾けるような食感の麺に、塩気がマイルドでフルーティーな美味しさのスープとともに頂くラーメンで、魚介ベースの出汁の旨味とパイナップルの甘さが意外とマッチしてビックリ!

 最後に食べたラーメンは、東京北千住の名店「牛骨らぁ麺 マタドール」より、出汁のメイン素材を牛から鶏に変えた「黄金の鶏塩中華そば」800円。「贅沢トッピング」200円を追加して注文しあmした。鶏油が黄金色に光り輝く、高級感溢れる1杯です。

最後のラーメンは、東京北千住の名店「牛骨らぁ麺 マタドール」の「黄金の鶏塩中華そば」に、大きなチャーシューや味玉をあしらった贅沢トッピングを追加して注文

 黄金色に輝く鶏油のおかげでラーメン全体が冷えにくく、鶏の旨味たっぷりなスープにぷりぷり食感の全粒粉を使った麺が絡んで絶品!

 大きな皮付きのチャーシューからは今までに感じたことのないくらいに激しい旨味が感じられ、今回食べたラーメンの中で1番ウマウマでした!

黄金色に輝くスープは旨味が濃厚で外で食べても冷えにくく、ぷりぷりとした食感の麺、激しい旨味が楽しめる大きなチャーシューが美味しく、今回食べたラーメンの中で1番ウマウマ!

 激ウマな「黄金の鶏塩中華そば」を楽しんだあとは、注文してから出来上がるまでに時間がかかった、「常陸手うち餃子 正」の「鶏だし炊き餃子」500円をゲット! なお、「鶏だし炊き餃子」は「TCKラーメン☆餃子フェス2016」特別メニューとなっております。

「常陸手うち餃子 正」のTCK特別メニュー「鶏だし炊き餃子」は、調理から完成までの時間が長めなので注意!

 ここだけでしか楽しめない「鶏だし炊き餃子」は、鶏の旨味濃いめなスープも餃子もメッチャ熱々で、皮も炊いている時に溶けないように分厚くモッチモチ! まさに寒い冬の野外食イベントにピッタリな一品です。

「鶏だし炊き餃子」は炊き餃子とあってめっちゃ熱々で、皮は分厚くモチモチ! 冷えた身体も温まる野外食イベントにピッタリな一品です

 最後は、肉汁溢れる焼き餃子が看板メニューの「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」より、大きく野趣あふれる姿が特徴な「手羽餃子(2個)」500円を注文。

最後に注文したのは、「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」より、野趣あふれる姿が特徴な「手羽餃子(2個)」

 カリッと揚がった「手羽餃子」は、皮となる手羽は脂が乗ってパリパリとした食感で、手羽の中に入った餡はお肉中心で大変ジューシー! 以前「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」で食べたことのある「肉汁 焼餃子」同様に濃いめな味付けとあって、ビールが欲しくなるおつまみ的なウマさの餃子でした。

「手羽餃子」は、手羽の部分は脂が乗ってパリパリ食感で、中の餡はお肉たっぷりで濃いめな味付けで大変ジューシー!


 今回は、広々とした大井競馬場内で行われている「TCKラーメン☆餃子フェス2016」で、美味しいラーメンや餃子を堪能してきました。会場は広々、イートインスペースも十二分な広さで暖かく、モノレール駅から徒歩5分・駐車場完備。至れりつくせりの食フェスです。

 また、通常の食フェスでは価格の割にボリュームが少なく割高感を感じることが多いのですが、今回食べたラーメンは800円という価値に見合ったボリューム感と本格的な美味しさで大満足!

 餃子も、1人前が400円から500円までの価格帯の商品ばかりでラーメン同様にウマウマ! とくにラーメンブースは食べログなどで人気のお店ばかりが集められ、ラーメンファンの人にはイチオシのフードイベントです。

 開催期間の年末は帰省ラッシュ時期でもあります。空路を使った帰省の玄関口である羽田空港へは「TCKラーメン☆餃子フェス2016」会場からモノレール1本でアクセスできます。飛行機の出発時間が遅めなら、帰省前に立ち寄って美味しいラーメンと餃子で体を温めるのにピッタリ。

 会場で提供されるラーメン・餃子ともしっかり一人前の分量があるので、いろいろ食べたい場合はグループやファミリーでの来訪がおススメです。

[池延大栄(大帝オレ)]