フード

Amazonがついに生鮮食料品を販売開始! Amazonが生鮮食料品や専門店グルメを扱う「Amazonフレッシュ」4/21(金)スタート~人形町今半の精肉や堂島ロールも

[2017/4/21 10:28]

 Amazonがついに生鮮食料品販売をスタートしました。東京都内の一部エリアからのスタートとなりますが、いよいよスーパー大手が力を入れているネットスーパーや、リアルのスーパーマーケットとの顧客争奪戦が始まりそうです。

 Amazon.co.jpは4月21日(金)、生鮮食料品や専門店の食材も購入できるAmazonプライム会員向けの新たなサービス、「Amazonフレッシュ」を開始しました。WebページとAmazonアプリから利用可能。

 利用料は、プライム会員の会費とは別に月額税込500円がかかります。また、1回の購入が税込6,000円未満の場合は、1回あたり500円の送料が必要。プライム会員は、500円の月額利用料が無料となる、30日間の無料体験が利用できます。

 配送時間は、午前8時から深夜0時までの間、2時間ごとに指定可能で、最短4時間で商品が受け取れるとしています。


生鮮食料品、こだわりのグルメ食材、専門店スイーツから日用品まで10万店以上!

 Amazonフレッシュでは、野菜、果物、鮮魚、精肉、乳製品といった1万7,000点以上の生鮮食料品のほか、キッチン用品、健康・美容用品、ベビー用品、ペット用品などの日用品・雑貨も取り扱い、合計で10万点以上の商品が購入できます。

 一般的なスーパーで購入できる食品や日用品はもちろん、人形町今半の精肉、モンシェールで人気のロールケーキ「堂島ロール」、Oisixの有機野菜をはじめとする厳選した野菜や果物など、専門店のこだわりの食品・食材も取り揃えています。

 契約農園から仕入れた採れたて新鮮野菜や、その日の朝に加工した鮮魚などを販売する「新鮮市」も週に2回開催を予定しています。

Amazonフレッシュは、Webページのほか、スマホアプリでも注文可能


都内の6区域からスタート、今後順次拡大予定

 配送対象エリアは東京都の港区、千代田区、中央区、江東区、墨田区、江戸川区の6区域(一部エリアを除く)からスタート。今後順次拡大していく予定です。

 Amazonプライム会員は、Amazonフレッシュの30日間の無料体験が利用可能。その後は月額500円(税込)でAmazonフレッシュが利用できます。Amazonフレッシュは、Amazon.co.jpのWebサイトにてご利用いただくことができ、Amazonショッピングアプリからもご利用可能です。

 今回のサービス開始にあたり、アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は「Amazonフレッシュで目指しているのは、新鮮さ、豊富な品揃え、高品質、お求めやすい価格、迅速かつ便利な配達サービス、そして優れたお買い物体験といった、Amazonのお客様が期待されているあらゆる要素を同時にご提供することです」とコメントしています。

 Amazonフレッシュは、2007年に米国シアトルでサービスを開始。2016年7月に英国で提供開始し、日本は3番目のサービス開始国ということになります。

 2007年にサービスを開始した米国では、2017年4月現在でニューヨーク、スタンフォード、トレントン、フィラデルフィア、ボストン、ボルティモア、ワシントン市、北バージニア、シカゴ、ダラス、アトランタ、マイアミ、そしてカリフォルニア州の7地域(ロサンゼルス、リバーサイド、サクラメント、サンディエゴ、サンフランシスコ、サンノゼ、ストックトン)に拡大していますが、まだ米国全体から見るとごく一部。

 日本でも、都市部のみのサービスとなる可能性が高そうです。


Amazonフレッシュ サービス概要

サービス名称:Amazonフレッシュ [URL]

サービス開始日:2017年4月21日(金)

配送対象地域:東京都港区、千代田区、中央区、江東区、墨田区、江戸川区(一部エリアを除く)
        ※配送対象地域は、今後順次拡大予定

利用条件:Amazonプライム会員であること(会費は年間税込3,900円)

利用料金:月額税込500円/1回の注文で税込6,000円未満の場合は、1回あたり配送料税込500円が別途必要

配達時間帯:午前8時から深夜0時までの間、2時間ごとのお届け時間帯から指定可能
       ※注文から最短で4時間後に商品を受け取り可能

[工藤ひろえ]