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【食レポ】「吉野家」のメニューながらもInstagram映えする「沖縄タコライス」は、おしゃれな上に「ハバネロソース」を交えることで夏に嬉しい刺激的な美味しさに変化! 蒸し暑い時期でもぺろりと楽しめるヘルシーなどんぶり飯です

[2017/7/12 10:46]

 「吉野家」では夏季限定メニューとして「沖縄タコライス」450円を販売中です。

 「沖縄タコライス」は、肉と野菜がバランス良く摂れるメニュー。また、茶色一色などんぶり飯メニューが多い「吉野家」としては珍しくインスタ映えする彩りのある一品です。

 今回は、「沖縄タコライス」目当てで「吉野家 秋葉原店」に行ってきました。

「吉野家 秋葉原店」

 今回は、インスタ映えしそうな「沖縄タコライス 並盛」450円を注文。

「沖縄タコライス」は、「吉野家」のメニューとは思えないほどに色鮮やか!

 混ぜて食べる前に、「沖縄タコライス」の味の要となるタコミートの味を確かめてみます。

 タコミートは、肉の力強い美味しさと、スパイスの風味が効いてピリ辛な味わいが特徴。吉野屋版「沖縄タコライス」のタコミートは、スパイスの風味が穏やかで、少し甘みが感じられる仕上がり。非常に優しい味わいが特徴的です。

「沖縄タコライス」の味の要となるタコミートは、想像していたタコミートよりもスパイスの刺激が穏やか。甘味を帯びた味つけで優しい味わい

 タコミートの味を確かめたあとは、全部の具を混ぜて全体に味を馴染ませていきます。

タコミートも含めて具材をかき混ぜて味を馴染ませます

 しっかりと具を混ぜた合わせたあと、具の部分だけを食べてみると、タコミートの力強いお肉の美味しさ、チーズのコク、ケチャップの甘味、レタスのみずみずしさが感じられます。スパイスによる刺激が感じられないので一般的な味つけよりマイルド。

 ごはんと一緒に食べてみてもマイルドな味わいは変わらず、美味しいものの、「タコライス」らしいスパイシーさ、パンチの効いた味はまるで感じられませんでした。

「タコライス」からご飯を抜いた「タコ」の状態で食べてみると、お肉、チーズ、ケチャップ、レタスの風味がバランス良く感じられてマイルドな美味しさ
ごはんといっしょに。具材とごはんが馴染んで美味しいものの、スパイスによる刺激が少なく、パンチに欠けることは否めません

 ちょっぴりがっかり? と思ったところで「ハバネロソース」が付属していたことを思い出しました。

 「ハバネロソース」の原材料は、味の要となるハバネロ唐辛子のほか、人参、玉ねぎ、ニンニクなど。原産国はタコスの国メキシコの隣にある「ベリーズ」。これは辛さに期待できそう。

 「沖縄タコライス」の上にオレンジ色に輝く「ハバネロソース」を振りかけていきます。

辛さが欲しい人向けのオプション「ハバネロソース」。原産国は中央アメリカの「ベリーズ」で辛そう!
「ハバネロソース」は、混ぜたあとの「沖縄タコライス」の色味にそっくりなオレンジ色のソース

 正直なところ、ハバネロソースなしで「沖縄タコライス」を食べた時は、インパクトに欠けてお上品過ぎる味わいだと感じました。ところが、「ハバネロソース」を足すと、刺激的な辛味と力強い酸味がプラスされ、激しくヤンチャで刺激的な美味しさに変化!

 食べていくうちにハバネロ唐辛子ならではの刺激的な辛さだけではなく、だんだんとソースに溶け込んだ人参やニンニクなどのコクに満ちた美味しさが感じられ、一度食べたら忘れられないインパクトのある味に。

 これこれ。タコライスはやっぱり辛ウマですよ!

ハバネロソースを加えたことで、辛味、酸味が大幅アップ。1度食べたら忘れられないほどに刺激的でインパクトに満ちた美味しさに大変身


 今回は、「吉野家」の夏季限定メニュー「沖縄タコライス」を食べてきました。

 「沖縄タコライス」は、そのままでは味の要となるタコミートから感じられるスパイスの風味や刺激が乏しく、正直なところパッとしない味に感じました。ところが、一緒に添えられていたベリーズ産の「ハバネロソース」を加えて食べると、目の覚めるような刺激的な美味しさに!

 「沖縄タコライス」は、基礎代謝が低下する夏にうれしいカロリー低め(482kcal)のヘルシーメニュー。まさに夏にぴったりなどんぶり飯メニューです。

 インスタ映えするビジュアルに加えて、食欲が減退しがちな蒸し暑い時期でも思わず食が進む、刺激に満ちた美味しさの「沖縄タコライス」。辛さが大丈夫な人は、ぜひハバネロソースを加えてみてください。

[池延大栄(大帝オレ)]