【食レポ】「丸亀製麺」のトリドールによる本格派立ち食い讃岐うどん店「いぶきうどん」が東京初進出! コシの強いうどん&いりこの風味がガツンと効いた出汁はまさに讃岐スタイル
「丸亀製麺」のトリドールホールディングスによる、本格派立ち食い讃岐うどん店「いぶきうどん」の東京1号店が7月28日、吉祥寺にオープンしました!
店舗は吉祥寺駅前交差点に面したビルにあり、駅からすぐ近く。先行してオープンした天神橋筋6丁目店、十三店に続く3店舗目の「いぶきうどん」の店舗となります。
話題のお店なので、混雑をさけてピークタイムを外した午後2時ごろに足を運んだのですが、店内は満員御礼! とは言え、立ち食いうどん店なので利用者の回転は非常に早く、列に並んで10分ほどで店内に入れました。
「いぶきうどん」で楽しめるうどんメニューは以下の5種類。
かけうどん(温・冷)
ぶっかけうどん(温・冷)
おろし醤油うどん(冷)
釜玉うどん(温)
カレーうどん」
うどんの他、どんぶり飯とうどんのセットメニュー、単品ご飯メニュー、ビールなどが楽しめます。
今回はかけうどんに天ぷらを盛り合わせ「スペシャルかけうどん(冷)並盛」700円を注文しました(価格は税込)。
ちなみに、店名の「いぶき」は、伊吹島のいりこを使った出汁を使っていることから「いぶきうどん」と名付けたそうです。
今回は天ぷらののったスペシャルかけうどんを注文したため、うどんのつゆに少々天ぷらの油が浮いてしまっていますが、透明感のある黄金色の出汁はまさに讃岐うどんスタイル!
つゆをすすってみると「丸亀製麺」と違って醤油の風味はほとんど感じられず、いりこ出汁ならではの力強い旨味が感じられました!
肝心の麺は「丸亀製麺」のうどんよりもツヤとノビが強く感じられ、グミのような弾力ある食感で、力強い旨味に満ちたいりこ出汁とよく合います。より本場の讃岐うどんに近づいたような美味しさに感動です!
続いて、出来たてアツアツかつビッグな天ぷらをいただきます。最初に手にした「海老天」はズッシリと重量感に満ちており、衣はサクサクで中の海老はちょうどよい火加減でプリプリ!
「鶏天」は衣も皮もカリッカリだったので、もしかしたらカッチカチな食感かと思いきや、中のお肉は非常に柔らかい上にジューシーな旨味に満ちてメチャウマ!
「ちくわ天」は大きい上に、今まで食べてきたどのちくわよりもモチモチとした食感に驚き!
加えて衣の中にアオサをまぶしたことで磯の風味が感じられ、まるでうどん県の港町のうどん店で食べているかのような気分に浸れる一品です。
先日丸亀製麺で食べた「まいたけ天」も、ビッグでジューシーな美味しさに感動しましたが、「いぶきうどん」の「まいたけ天」は大きくて揚げたてアツアツ! 丸亀製麺もタイミングしだいで揚げたてにありつけますが、店舗が狭い「いぶきうどん」はまとめて揚げて陳列するスペースがないため、いつも揚げたてです。
最後に食べた「卵天」は、衣サクサクながらも、中の卵は黄身も白身も半熟で柔らか! なお、「卵天」を食べる際には衣が大変剥がれやすいのでゆっくりと食べるのがポイントです。
今回、東京初進出となる「丸亀製麺」でお馴染みのトリドールホールディングスが手がける「いぶきうどん」に行ってきました。
店内で麺を打って調理するスタイルは「丸亀製麺」同様ですが、天ぷらは揚げたてアツアツ、出汁は評判の高い伊吹島のいりこを使っていること、肝心のうどんはコシよりもノビやツヤを意識した作りが功を奏し、本当にうどん県に行って食べたかのような美味しさが楽しめました。
なお、価格については香川県内のうどん店の価格や、姉妹店となる「丸亀製麺」よりも少々高め。とはいえ、本場讃岐の味により近づいた、麺も出汁もしっかり讃岐スタイルなうどんを東京都内で気軽に食べられる店舗は貴重です。
東京初進出で話題の「いぶきうどん 吉祥寺店」。吉祥寺に立ち寄ることがあったらぜひお試しを。
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