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水羊羹よりやわらか! 虎屋がやわらか羊羹「ゆるるか」を本日7日(木)発売~かたさの目安は「全がゆ」と同等。青梅慶友病院協力

[2017/9/7 13:19]

 虎屋が、やわらか羊羹「ゆるるか」御膳(こし餡)を2017年9月7日(木)から9月下旬まで販売します。一部直営店では同日より通年販売されます。内容量は55gで、価格は378円(税込)。

 同社は「羊羹をいつまでもお楽しみいただきたい」として、2001年から高齢の方に対する理解を深めるため、様々な取り組みを行なっており、2015年より「高齢者を大切にする企業の実現」を会社の中期的な目標のひとつとして掲げています。

 「ゆるるか」は、予てより交流のある青梅慶友病院の協力のもと誕生。原材料は小豆、寒天、砂糖のみで、程よくやわらかな食感と、餡の風味がしっかりと感じられる羊羹らしい味わいが特徴としています。賞味期限は製造から180日。熱量は119kcal。

 「ゆるるか」は「源氏物語」や「枕草子」などにも見られる言葉で、「ゆるやか」と同じ意味あい。「高齢になられても、家族、友人、孫と一緒に和菓子を囲んで、ゆったりとした豊かな時間を過ごしいただきたい。そんな思いを込めた」とのこと。

 「ゆるるか」は日常の食事から介護食まで幅広く使える、食べやすさに配慮した「ユニバーサルデザインフード」を取得。日本介護食品協議会が制定した規格により、食品の「かたさ」や「粘度」によって4つに区分され、「ゆるるか」は「舌でつぶせる」区分で、かたさの目安としては「全がゆ」と同等、飲み込む力の目安としては、「水やお茶が飲み込みづらいことがある」方が想定されています。

[古川 敦]