一部商品でアルコール度数が低い… サントリーがチリワインを自主回収～サンタ カロリーナ工場の製造工程で不具合

　サントリーワインインターナショナルが20日、同社が輸入するチリワイン「サンタ バイ サンタ カロリーナ カベルネ・ソーヴィニヨン/シラー 2016 750ml瓶」の一部商品で、表示アルコール度数より低い商品が流通していることが判明したと発表しました。

　原因は、チリのサンタ カロリーナ工場における製造工程での不具合のためで、該当商品は自主回収されます。なお、飲用しても身体への影響はないとのこと。同社では「今後はより一層品質管理体制を徹底し、再発防止に努めてまいります」としています。

　対象商品は「サンタ バイ サンタ カロリーナ カベルネ・ソーヴィニヨン/シラー 2016 750ml瓶」のうち、瓶下部に印字されているロット番号の印字5桁が「L7102」の記載で始まるもの。対象商品の販売エリアは近畿・中国・四国(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知 計15府県)。

　対象商品販売時期2017年8月1日以降で、7月31日以前に購入した商品は問題ないとしています。対象本数は該当ロット番号(L7102)の出荷数量60ケース(720本)。該当商品については、料金着払いで送付先に送付すると、後日、代替の対応をするとしています。