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「大戸屋ランチ」や「チキンかあさん煮定食」は値上げ! 大戸屋が新グランドメニュースタート~「梅おろしチキンかつ定食」、「手造り豆腐と野菜のトロトロ煮定食」などは消滅

[2018/7/4 20:49]

 和定食を中心とする外食チェーン「大戸屋」が全国の「大戸屋 ごはん処」(2018年6月現在、国内353店舗)店舗で、グランドメニューのリニューアルを2018年7月3日(火)に実施しました。

 大戸屋特製の黒酢と梅の酸味が食欲をそそる「さばの梅黒酢煮定食」や、昨年、期間限定で販売し、好評だったという「いわとろ丼と手造り豆腐のアカモクのすまし汁」などの新メニューが加わりました。一方で、「梅おろしチキンかつ定食」や、「手造り豆腐と野菜のトロトロ煮定食」など一部メニューはなくなっています。

 また、定番メニューについても価格や内容が見直されており、終日注文できて低価格で人気のある「大戸屋ランチ」が648円(税込699円)から667円(税込:720円)に値上げされ、カロリーは865kcalから813kcalに減っています。また、「チキンかあさん煮定食」も796円(税込859円)から806円(税込870円)に値上げされ、カロリーは867kcalから799kcalに減っています。

新「大戸屋ランチ」
新「チキンかあさん煮定食」

 新メニューも含め、全体的に高価格帯にシフトしており、「大戸屋のうな重」については、2018年6月26日(火)に、1,851円(税込1,999円)/949kcalから、税込2,500円/951kcalに改定されています。

新「大戸屋のうな重」

 同社では、定食の良さは、いろいろな食材から栄養を摂ることができる“一汁三菜”スタイルということで、今期のメニューブックには、6つの食品群に分けた「定食バランス」を示した図を表示。各メニューの栄養がパッと見て分かるようになっています。

 新登場の定食、種類の増えたお味噌汁なども加え、手づくりのバランスのよいメニューをラインナップしたとしています。なお、「大戸屋ごはん処」では、「にっぽんの台所で受け継がれてきた「おかあさんの味」をお手本に、お店でこしらえることにこだわり続けている」とのこと。

 また、従来どおり白ごはんを、もちもち五穀ご飯に無料で変更でき、手軽に食物繊維を摂ることができます。さらに、お味噌汁を「たっぷり野菜の麦みそ汁、「大戸屋風さつまいもの豚汁」に+各170円(税込)に変更することで、栄養バランスもアップします


豚バラ肉とたっぷり野菜の豆鼓炒め定食 (税込890円)

 豆鼓醤を使った特製だれで炒めた豚バラ肉と野菜は、豆鼓の旨味とまろやかなコクと香りで、ご飯がすすむ一品。

塩葱だれの炭火焼きチキン定食 (税込890円)

 醤油麹に漬け込み、炭火で焼いた鶏もも肉を、特製の塩葱だれで。レモンを搾ってさっぱりと。

フォンドボー仕立ての和風ソースで食べる 炭火焼きビフテキ定食 (税込1,790円)

 レアに焼いたオーストラリア産・アンガス牛を、醤油と赤ワイン、フォンドボーで仕立てた和風のオリジナルソースで。

塩麹みりん漬け連子鯛の炭火焼き定食 (税込1,030円)

 身が柔らかく淡白な味わいの連子鯛に、塩麹みりんのコクと旨味をプラス。

沖目鯛の醤油麹漬け炭火焼き定食 (税込1,030円)

 上品な味わいの沖目鯛を醤油麹に漬け込んで焼き上げ、醤油麹のコクと香りが楽しめます。

大戸屋特製黒酢あんで作る さばの梅黒酢煮定食 (税込880円)

 特製黒酢あんのコクと南高梅の酸味が、さばの旨味とかぼちゃの甘みを引き立てるとのこと。

いわとろ丼と手造り豆腐のアカモクすまし汁 (税込910円)

 脂がのった真いわしと、とろろの“いわとろ丼”は、出汁醤油で。優しい味わいのすまし汁とのセット。

アカモクと五穀ご飯のねばとろ出汁雑炊 (税込790円)

 五穀ご飯と野菜を、鰹節とさば節などの合わせ出汁で仕立てた雑炊。アカモクを使ったヘルシーな一品。

[古川 敦]