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オフィスの自販機でお弁当が注文可能に! サントリーとぐるなび、オフィス設置の飲料自動機でお弁当を注文できる新サービス「宅弁」スタート

[2018/7/5 16:18]

 サントリービバレッジソリューションとぐるなびは共同で、自販機の法人向け宅配弁当の新サービス「宅弁(たくべん)」を7月からスタートします。開始時点でのサービスエリアは、東京都の中央区、港区、千代田区、品川区の都内4区。

 「宅弁」は、職場に設置された「宅弁」仕様の自販機で、ボタンを押すだけでお弁当が注文できるサービス。

 お弁当の価格は700円(税込)で、当日午前10時までに自販機で注文すると、ぐるなびがコーディネートした職場近隣のレストランから、日替わりで昼12時までに作りたてのお弁当が届きます。

 「宅弁」仕様の自販機でお弁当を注文すると、注文時に出てくるコインを使って、自販機飲料が10円引きで購入できるというメリットもあります。

「宅弁」仕様の自販機
午前10時までに注文すると、昼12時までに作りたてのお弁当が到着

 利用する側からは、オフィスを出なくても作りたてのお弁当が届き、事務部門の担当者が注文数を確認するといった手間が不要となります。また、自販機の電気代以外の初期費用、ランニング費用はかかりません。

 また、お弁当を提供するのは近隣のレストラン側としても、遠くまで配達する要員が不要で、最も混み合う昼の12時までには店舗に戻れるというメリットがあります。

お弁当は日替わりで700円。忙しくてコンビニに行く暇もないとき、自販機で注文できるのはありがたいサービス

 「宅弁」は企業向けのサービスで、個人単位では申し込めませんが、導入とランニングコストは0円(電気代除く)のため、自販機を管理する管理部門に提案すれば、稟議が通る可能性が高そうです。

[工藤ひろえ]