ユーキャン新語・流行語大賞、ノミネートされた30ワードを発表! 「翔タイム」「ジタハラ」「そだねー」「仮想通貨」「筋肉は裏切らない」など幅広く
ユーキャンから11月7日(水)、「ユーキャン 新語・流行語大賞」のノミネート語が発表されました。
「ユーキャン 新語・流行語大賞」は、この1年に世間をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰する、1984年から創設された賞。
新語・流行語大賞は毎年12月初めに発表されます。
ノミネートは、「現代用語の基礎知識」収録の用語をベースに、自由国民社および大賞事務局が選出。選考委員会によって、トップテンと年間大賞が選ばれます。
選考委員会のメンバーは、姜尚中さん(東京大学名誉教授)、金田一秀穂さん(杏林大学教授)、辛酸なめ子さん(漫画家・コラムニスト)、俵万智さん(歌人)、室井滋さん(女優・エッセイスト)、やくみつるさん(漫画家)、それに「現代用語の基礎知識」編集部長 清水均さんの7人で構成されます。
2016年には、「保育園落ちた日本死ね」が選ばれたことで大炎上。ユーキャンはスポンサーをしているだけで選考には関わっていないという弁明のリリースまで出す騒ぎとなりましたが、2018年のノミネート語では、政治関係は、「首相案件」「ご飯論法」の2つだけと以前に比べると控えめ。
Twitterなどを見ても炎上につながるほどの異議は上がっていないようです。
2018年は、「そだねー」「もぐもぐタイム」「翔タイム」「半端ないって」「悪質タックル」「なおみ節」「金足農旋風」「奈良判定」などスポーツ関係で印象に残ることばが多く生まれました。
「ボーっと生きてんじゃねえよ!」「筋肉は裏切らない」と、NHK番組から生まれた流行語が2つノミネートされているのも目につくところ。
2018年は台風や豪雨など、気象災害の多い年でもありましたが、気象・災害関係では「災害級の暑さ」「ブラックアウト」がノミネートされました。ブラックアウトは、電力業界以外にはあまり知られていなかった言葉ですが、北海道胆振東部地震の影響によるブラックアウトで、北海道全域で停電したことが社会に衝撃を与えました。
そのほか、ジブリの宮崎駿監督が製作中の新作長編アニメの原作本・コミックともベストセラーになった「君たちはどう生きるか」もノミネート語にあがっています。
<ユーキャン 新語・流行語大賞 ノミネート30語>
No.01 あおり運転
No.02 悪質タックル
No.03 eスポーツ
No.04 (大迫)半端ないって
No.05 おっさんずラブ
No.06 GAFA(ガーファ)
No.07 仮想通貨/ダークウェブ
No.08 金足農旋風
No.09 カメ止め
No.10 君たちはどう生きるか
No.11 筋肉は裏切らない
No.12 グレイヘア
No.13 計画運休
No.14 高プロ(高度プロフェッショナル制度)
No.15 ご飯論法
No.16 災害級の暑さ
No.17 時短ハラスメント(ジタハラ)
No.18 首相案件
No.19 翔タイム
No.20 スーパーボランティア
No.21 そだねー
No.22 ダサかっこいい/U.S.A.
No.23 TikTok
No.24 なおみ節
No.25 奈良判定
No.26 ひょっこりはん
No.27 ブラックアウト
No.28 ボーっと生きてんじゃねえよ!
No.29 #MeToo
No.30 もぐもぐタイム