「はやぶさ2」の第2回タッチダウンの速報画像5枚が公開! クイーンのギタリスト ブライアン・メイが再作成したリュウグウの立体視画像も公開
2019年7月11日(木)に「はやぶさ2」探査機は、小惑星リュウグウへの第2回タッチダウンを行ない、機上時刻で10:06(日本時間)に成功しました。JAXA「はやぶさ2」プロジェクトが、タッチダウンの前後で撮影された画像を公開しました。なお、公開されたのは速報画像で、詳細な情報は今後確認することになるとのことです。
【PPTD】7月11日、10:51 JST、gate5の確認を行い、探査機状態が正常であることと、タッチダウンシーケンスが予定通りに実行されたことが確認されました。これをもって、津田プロマネから第2回タッチダウンの成功宣言がありました。
— 小惑星探査機「はやぶさ2」 (@haya2_jaxa)2019年7月11日
世界中からの応援、本当にありがとうございました!
— 小惑星探査機「はやぶさ2」 (@haya2_jaxa)2019年7月11日
タッチダウン2回目の意味を込めて、そして先人へのリスペクトも込めて、全員で幸せなVサインです!
(IES兄)pic.twitter.com/Js2DxPhKp5
また、クイーン(Queen)のギタリストであるブライアン・メイ(Dr Brian May)さんが、再びリュウグウの立体視画像を作成。今回もリュウグウ全体の立体視画像で、オトヒメ岩塊がよく分かるものになっています。
ブライアン・メイさんは、「クラウディア・マンゾニと私は、革新的な『はやぶさ2』チームに参加できることを誇りに思っています。これらのリュウグウ立体視画像は、小惑星を実際に見たものに最も近いものです。それは、私たちが生きている間に人類が体験することになるでしょうが」とコメントしています。
動画の最後の部分がアップ時にトリミングされてしまっているようなので、再掲します!!pic.twitter.com/wrriDki77t
— 小惑星探査機「はやぶさ2」 (@haya2_jaxa)2019年7月10日
ブライアン・メイさんとクラウディア・マンゾニさんによるリュウグウ立体視画像です。今回は、オトヒメ岩塊がよく分かるものになっています。上段の2枚が平行法、下段の2枚が交差法になっています。
— 小惑星探査機「はやぶさ2」 (@haya2_jaxa)2019年7月10日
改めて、リュウグウをぜひ詳しくご覧ください。
記事:https://t.co/l0wTwsfFcdpic.twitter.com/iPfTzoG11N
広角の光学航法カメラ(ONC-W1)が撮影した画像
タッチダウンの直後にONC-W1での撮像も行なっており、そのうちの2枚の速報画像。
【PPTD】本日(7月11日)のタッチダウン直後に、広角の光学航法カメラで撮影された画像です。1枚目は機上時刻で10:06:32(JST)に撮影されたもので、多数の砂礫が舞い上がっている様子がわかります。2枚目は、10:08:53の撮影で、中央付近の周りより黒っぽくなっている部分がタッチダウンによるものです。pic.twitter.com/xZ3lzbj6B7
— 小惑星探査機「はやぶさ2」 (@haya2_jaxa)2019年7月11日
小型モニタカメラ(CAM-H)が撮影した画像
タッチダウンの前後でCAM-Hの撮像を行ない、タッチダウンの4秒前、タッチダウンの瞬間、タッチダウンの4秒後の画像が公開されました。
【PPTD】こちらは、小型モニタカメラ(CAM-H)がタッチダウンの前後に撮影した画像です。1枚目がタッチダウン4秒前、2枚目がタッチダウンの瞬間、3枚目がタッチダウン4秒後です。3枚目の写真には多数の岩石が舞い上がっている様子がわかります。pic.twitter.com/CSljRmKpnp
— 小惑星探査機「はやぶさ2」 (@haya2_jaxa)2019年7月11日
【PPTD】さきほどツイートした光学航法カメラ画像と小型モニタカメラ画像を、プロジェクトのwebにも掲載しました。
— 小惑星探査機「はやぶさ2」 (@haya2_jaxa)2019年7月11日
第2回タッチダウン画像速報:https://t.co/4D2PmVPdcj