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日本ケロッグが味の素とのシリアルの総発売元契約を解消 製品はこれまで通り日本ケロッグ高崎工場から出荷~事業展開を加速させるため約60年にわたる販売提携を解消

[2019/9/7 13:08]

 日本ケロッグ合同会社は6日、約60年に渡る味の素とのシリアル食品に関する総発売元契約を解消することを、両社間で友好的に合意したと発表しました。

 契約解消予定日は2020年3月31日で、2020年4月より事業展開を加速させることを目的として、新たに独自の流通戦略を推進するとしています。今回の発表に伴い、製品の発売元が日本ケロッグに変更となりますが、製品の製造・販売体制に変更はなく、これまで通り、日本ケロッグ高崎工場から製品を届けるとしています。

 日本ケロッグ合同会社は、1962年の設立時から約60年にわたり、シリアルの普及、定着を図っており、シリアルを朝食とすることが珍しかった時代を経て、「味の素社とのパートナーシップのもとで、多くの皆さまに愛される日本の食卓を彩るブランドを育成することができた」としています。

[古川 敦]