フード

日本初のカセットガスだけで炊ける自動炊飯羽釜! 電気不要でわずか10分でご飯が炊ける「919Quick」が本日19日(木)発売~80台限定で19,800円。東大阪のものづくり技術を結集

[2019/9/19 22:25]

 コリンズ有限会社と、地域PRを手がける株式会社toizが業務提携を行ない、防災・アウトドアに最適という日本初の「カセットガスで炊く自動炊飯羽釜919 Quick」を、2019年9月19日(木)から80台限定で特別価格の19,390円(税別)で販売します。

 「919QUICK」は、テレビドラマの舞台としても話題になった東大阪市のものづくりの技術を結集し、熱感知センサーにより、カセットガスでも自動で消火される技術が採用され、防災やアウトドアの場面でも美味しくお米が炊ける炊飯器として、2万台以上販売された機種の新製品。

 同社は今までに四合炊きの製品のみを販売していましたが、新たに一人用の二合炊きの自動炊飯羽釜がリリースされます。焦げつき防止もされており、洗浄が楽なだけではなく、熱効率の良い羽釜を使用しているため、一合の炊き上がり時間はわずか10分です。

 コリンズ有限会社の小山雅也氏代表(79)は20歳で創業し、60年の節目の今年、主力商品の二合炊き自動炊飯器「919Quick」を通常価格29,800円(税別)のところ、傘寿(80歳)合わせて80台限定で、1939年生まれのゴロ合わせの19,390円で販売されます。キャンプ場やアウトドアの場面だけではなく、災害時や緊急時にも美味しく簡単にご飯を炊くことが出来る商品として普及させていく狙いとしています。

製品開発の背景

 1995年の1月。真冬に起きた阪神淡路大震災の後、被災者の方々に届いた支援物資は冷たい食べ物ばかりでした。贅沢を言っていられる状況ではないことは誰しもわかっていましたが、災害時における精神状態の向上に「温かい食事」が必要不可欠であると感じ、電気を使わずに炊けるガスボンベ式の炊飯器開発に取り組みます。

 災害発生時の人手不足に対応した自動消火の機能、少量の水で洗い流せる羽釜、ガス圧の調節機能で一定の火力を維持する機能、安全対策などの技術的な壁が多くありましたが、幾度とない試作を繰り返した末に現在の商品が完成。

 直火のため電気炊飯器よりも炊き上がりが早く、一度つければ自動消火。複数台を同時に使っても一つ一つの火加減を見る必要がありません。羽釜や置き台は別売りもしているので、コンロ一台でも複数人分のご飯を短時間に炊くことができます。

[古川 敦]