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【食レポ】サイゼリヤで2020秋メニュー!「ラムときのこのきこり風」「きのことパンチェッタのボスカイオーラ」「たまねぎのズッパ」はどれも美味しくて満足度100%!

[2020/9/10 10:42]

 イタリアンファミリーレストラン「サイゼリヤ」は、9月9日から秋のグランドメニューを改定しました!

 改定後の主な秋のグランドメニューは以下の通り。価格は全て税込みです。

 ・きのことパンチェッタのボスカイオーラ 500円
 ・ラムときのこのきこり風 700円
 ・レンズ豆とスペルト小麦のミネストローネ 300円
 ・たまねぎのズッパ 300円
 ・キャベツとアンチョビのソテー 200円
 ・ほうれん草のソテー 200円
 ・柔らか青豆の温サラダ 200円
 ・イタリアンジェラート 250円
 ・フルーツソース(カシス&ブルーベリー) 100円
 ・マッシュルームスープ 150円
 ・セロリのピクルス 200円
 ・ヘーゼルナッツ 200円
 ・プリントヘーゼルナッツの盛合せ 400円

 ということで今回は、気になる秋のグランドメニューを食べに「サイゼリヤ 秋葉原中央通り店」へ!

「サイゼリヤ 秋葉原中央通り店」は、東京メトロ銀座線末広町駅から徒歩2分ほど

 料理を注文する前に「サイゼリヤ 秋葉原中央通り店」の新型コロナウィルス対策状況をチェック!

 入口には手指消毒用のアルコールが設置されています。店内は、もともと席同士の間隔は広め。さらに、席の背もたれ部分に薄いプラスチック板が貼り付けられていて飛沫対策もバッチリです!

 また、料理のオーダー方法も、“with コロナ”時代にあわせて大きく変更されていました。

 コロナ前は、普通に店員さんに直接オーダーする形でしたが、現在はメニュー表を参照して卓上に置かれた注文用紙に料理の番号を記入して渡すことで、注文する方法に変わっていました。声を出すことで飛沫が飛ぶため、店員さんも利用客も、お互いに安心できる方法と言えそうです。

コロナ対策は、入口に手指消毒用アルコール、席には飛沫対策用のプラスチック板を設置。オーダーは注文用紙に記入して渡す方法に変更!

 ファースト・オーダーは、前菜代わりに「たまねぎのズッパ」300円をセレクト!

 この「ズッパ(Zuppa)」とは、イタリア語でスープを指す言葉の1つ。スープの中にパンが沈められている、またはパンを浮かべたスープのことを「ズッパ」と呼びます。

 商品名に「ズッパ」とつくこともあって、「たまねぎのズッパ」の中央部分には溶けたチーズを載せたパンが入っていて見た目もゴージャス!

「たまねぎのズッパ」は、中央にとろけるチーズが乗ったパンが入ったスープ!

 まずは、純粋にスープの風味をチェック! 淡い塩気とあわせて、熱々かつ玉ねぎや人参の甘味が効いて優しい美味しさ!

スープの中には玉ねぎと人参たっぷりで甘々!

 今度は溶けたチーズとパンを交えて「たまねぎのズッパ」を口にすると、玉ねぎや人参の甘味とあわせて、ミルキーかつ塩気が効いたチーズ、食べごたえのあるパンの食感や風味が効いてウマー! 思いのほかパンの量が多いこともあって、まさに食べるスープのような感覚で楽しめます!

ミルキーで塩気の効いたチーズやスープを吸い込んだパンで、スープとはいえ食べごたえあり!

 「たまねぎのズッパ」を飲み干したタイミングで、お肉も野菜もモリモリな「ラムときのこのきこり風」700円が登場!

「ラムときのこのきこり風」は、バランス良く羊肉と野菜がたっぷり!

 「サイゼリヤ」でラムと言えば、中華人民共和国の東北部で愛されている「羊串」を思わせる「アロスティーチーニ」が美味しかった思い出があります。

 今回の「ラムときのこのきこり風」では、まずディアボラソースが馴染んだ羊肉を取り出してお味見。分厚くお肉と脂の旨味が強く効いた上に、羊肉ならではの風味、玉ねぎ、ハーブ、塩気がバランス良くこだまするディアボラソースが絡み、まさに羊肉好きにたまらないウマさ!

羊肉はお肉と脂の旨味や独特の香りが強く感じられ、鶏肉のソテーなどと相性が良いディアボラソースもよく馴染みます!

 ディアボラソースが絡んだ羊肉と、添えられた野菜を一緒に食べると、酸味がほとんどなく旨味と水気の多いトマト、素揚げしたホクホク感満点なじゃがいもで、羊肉独特の匂いがかなり緩和されて、後味もスッキリ!

 羊肉独特の匂いで敬遠していた方にもおすすめです。塩が控えめな味付けなので、パンやご飯がなくても、「ラムときのこのきこり風」単品で食が進みます! 糖質制限派にもおススメ。

野菜の風味と水分で、羊肉の旨味はそのままに独特の香りが緩和されるので、羊肉を食べたことがない人がチャレンジするにもぴったり

 最後はシメに「きのことパンチェッタのボスカイオーラ」500円をチョイス!

 ちなみにメニュー名のボスカイオーラ(Boscaiola)とは、きこりないしは森林警備員を指す言葉で、主にきのこをたっぷり使った料理の名前に使われることが多いワードです。

 たとえば、「きこりのパスタ」をイタリア語で書くと、「Pasta alla Boscaiola(パスタ アラ ボスカイオーラ)」となります!

「きのことパンチェッタのボスカイオーラ」は、バランス良くチーズ、3種類のきのこ、パンチェッタがパスタの上にバランス良くセット!

 最初はきのことパスタのマッチング度合いをチェックすべく、きのこだけを絡めてパスタをすすってみると、コシ強めなパスタにポルチーニの香り、ヌメリイグチ由来と思われるぬめりのある水気、コリコリとしたマッシュルームの風味とあわせて、各種きのこからにじみ出た出汁が馴染んで美味!

パスタはコシがある茹で加減で、バランス良くポルチーニ、ヌメリイグチ、マッシュルームの風味や食感があわさってまさに秋味!

 最後はチーズやパンチェッタ(豚バラ肉)を絡めて名実ともに「きのことパンチェッタのボスカイオーラ」として食べると、きのこの食感や風味がじんわり効いたパスタに強い塩気と旨味が効いた分厚いパンチェッタ、ミルキーな風味豊かなチーズが馴染んでウマウマ!

 比較的後味ライトなこともあいまって、流れるような速さできのことパンチェッタの旨味に満ちた「きのことパンチェッタのボスカイオーラ」を食べて食事終了! ごちそうさまでした!

きのこの風味だけを利かせても激ウマな「きのことパンチェッタのボスカイオーラ」ですが、パンチェッタやチーズを絡めて食べると食欲が暴走する勢いでウマさのレベルが急上昇!


 今回は、改定されたばかりの「サイゼリヤ」のグランドメニューから、見た目にも秋らしい「たまねぎのズッパ」、「ラムときのこのきこり風」、「きのことパンチェッタのボスカイオーラ」を食べてみました!

 「たまねぎのズッパ」は、玉ねぎと人参の甘味を活かして淡麗かつ甘味が強くて飲みやすい上に、「ズッパ」らしく腹持ちグッドなパン、塩気とミルキーな風味が効いたチーズが効いてガツガツと食べるように楽しめる点が好印象!

 「ラムときのこのきこり風」は、羊肉ならではの旨味をガッツリ楽しみたい方はそのまま食べてお肉と脂の旨味とあわせて独特の香りを楽しむも良し! 旨味に優れて水分豊富なトマト、玉ねぎの食感とハーブの香り、ほどよい塩気が効いたディアボラソース、熱々ホクホク食感の素揚げしたじゃがいもを交えて羊肉独特の香りをかき消して楽しむも良し。初めて羊肉料理にトライする人にオススメです!

 「きのことパンチェッタのボスカイオーラ」は、ポルチーニ、ヌメリイグチ、マッシュルームの食感や風味がパスタの芯まで染みてきのこ好きにはたまらぬ美味しさ!

 見た目で選んだ今回の3品は、どれもおいしくハズレ感ゼロ! 今回食べられなかったほかの秋のグランドメニューも含めて、ぜひ後日味わってみたいと思います。

 コスパ最高なサイゼリヤでは、秋のグランドメニューも魅力満点! 気になる方は、お近くの「サイゼリヤ」店舗でお試しあれ!

[池延大栄(大帝オレ)]