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吉野家初の「黒毛和牛すき鍋膳」が売れすぎて完売間近! 男性は「牛すき鍋膳」と両方注文で食べ比べる人も多数、女性は40代以上に好評~持ち帰りや宅配の利用率が前年比約130%

[2020/10/28 23:33]

 吉野家が27日、2020年10月5日(月)に発売した、創業以来121年の歴史の中で初めて「黒毛和牛」を使った「黒毛和牛すき鍋膳」(税別998円)が好評につき、近日中に販売終了すると発表しました。なお、同時に発売された秋冬の定番商品「牛すき鍋膳」(税別648円)の販売数は、10月25日(日)時点で120万食を超えたとのことです。

 「黒毛和牛すき鍋膳」は、吉野家史上初となる「黒毛和牛」を使用した商品で、約50万食限定で販売を開始し、販売期間は1カ月半程度が見込まれていましたが、予想を上回る人気で、販売開始から20日間で完売間近となったとしています。

 「黒毛和牛すき鍋膳」は高級食材「黒毛和牛」を使った鍋を御膳仕立ての商品で、税別1,000円以内で楽しむことができるため、販売開始直後から幅広い世代から注文され、男性は従来からの吉野家ユーザーを中心に注文されることが多く、「黒毛和牛すき鍋膳」と「牛すき鍋膳」の両方を注文して食べ比べる人も多く見られたそうです。

 女性は「黒毛和牛すき鍋膳」を目当てに来店する新規の人が多く、40代以上を中心に好評を博しているとのことです。

 20日間で販売数120万食を突破した「牛すき鍋膳」は、週を追うごとに販売数が増加する傾向にあり、今後さらに販売数が増加することが見込まれるとしています。気軽に鍋を楽しめる価格設定や一食分で大人が1日に摂取必要な野菜の量の半分を摂ることができることから、例年通り男性に限らず女性や家族での利用も多いとのことです。

 一方、今年は例年と比較し、テイクアウトや宅配サービスでの利用率が前年比約130%と高い割合となっていることが特徴で、同時発売の3食分または4食分の「牛すき鍋」の牛肉が入ったテイクアウト限定商品「牛鍋ファミリーパック」の販売数も昨年より販売数が上振れし、テイクアウト需要の高まりが鍋商品においても顕著に見られるとしています。

[古川 敦]