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吉野家に創業以来121年の悲願「黒毛和牛」史上初登場! 「黒毛和牛すき鍋膳」が明日5日(月)午前11時に50万食限定発売~10カ月かけて準備して998円を実現! 定番「牛すき鍋膳」も

[2020/10/4 21:00]

 吉野家が、創業以来121年の歴史の中で初めて「黒毛和牛」を使った「黒毛和牛すき鍋膳」を、2020年10月5日(月)午前11時から数量限定で販売開始します。価格は998円(税別)。

 さらに、同日から大判のすきやき用専用牛肉を用いた秋冬の定番商品「牛すき鍋膳」も全国の吉野家店舗で販売されます。価格は648円(税別)。なお、両商品ともご飯は増量・おかわりともに無料、テイクアウトでも利用できます。

 「黒毛和牛すき鍋膳」は、火が灯された卓上コンロの上に供される熱々の「黒毛和牛すき鍋」と玉子、ご飯、お漬物の御膳仕立てです。「黒毛和牛すき鍋」は鉄鍋に黒毛和牛を生肉の状態で入れ、白菜、玉ねぎ、長葱、人参、絹豆腐、きしめん、お麩、吉野家特製すきやきのたれと共に煮込み、素材同士のうまみを存分に染み込ませ、鍋全体に和牛の極上うまさが満ち溢れる状態で提供されるとのこと。

黒毛和牛すき鍋膳

「黒毛和牛すき鍋膳」(1,424kcal)  998円(税別)
「黒毛和牛すき鍋」単品(1,051kcal) 898円(税別)
「ねぎ増し」(8kcal)       +98円(税別)
※テイクアウトできますが、お漬物がつきません。
※商品提供時には赤身のない状態で提供されます。
※一部の店舗では、コンロではなく鍋敷での提供となります。

 口の中に入れた瞬間、和牛特有の香り高さやとろける食感、凝縮された至福の甘み、うまみがじゅわっと広がるとしています。その美味しさは、普段から牛肉を食べ慣れている吉野家社員が集まる新商品試食会で、一口食べて感嘆の声をあげる者が続出したほどとのこと。なお、販売数は全国で約50万食を予定しており、売り切れ次第、販売終了となります。

吉野家の食肉バイヤーが足掛け7年、夢見ていた渾身の逸品!

 吉野家では、看板メニューである「牛丼」や看板食材である「牛肉」を幅広く身近に感じてもらうための取り組みを展開。2019年8月に「サーロイン」を使用した「特撰すきやき重」、2020年6月には「牛たん」を使用した「牛たん麦とろ御膳」を全国販売し、大好評だったとのこと。

 今回、全国販売される「黒毛和牛すき鍋膳」は、牛肉のプロフェッショナルである吉野家の食肉バイヤーが足掛け7年、夢見ていた渾身の逸品としています。食肉バイヤーは2013年に「牛すき鍋膳」の販売を開始した時から、「和牛は香りが非常に良く、加熱することで香りも味わいも一層引き立つため鍋の具材には最適なはず。和牛で鍋を作ることができたら絶対に美味しい」と確信しながらも、食材調達や価格設定、商品開発の難しさから導入には至っていなかったとのこと。

 しかし、2019年、「来年2020年こそ、吉野家で和牛を皆さまに食べていただきたい」という思いから、和牛を使用した牛すき鍋を全国販売するために食材調達、商品開発、販売価格設定を最優先に日々奔走し、構想から10カ月かけて準備を行なったとしています。

 構想当初から、和牛を使っていても身近な価格で満足感が感じられるよう、御膳仕立てでありながら1,000円以内で提供することが決められており、計画的に、中長期をかけて全国から「黒毛和牛」を仕入れ、また、吉野家らしい「黒毛和牛」を提供するため、牛丼の牛肉同様、バラ肉にこだわり、一定基準以上のグレードのものを扱うことにし、和牛は融点が低く加熱すると溶けやすい特徴があるため、鍋にしても食べ応えがある赤身が多い大判のすきやき肉を厳選したとのこと。

 和牛の肉の厚さにもこだわり、和牛は微妙な厚さの差異で溢れ出るうまさや食べ応えが異なるため、0.1mm単位で試作と試食を繰り返し、結果1.5mmの厚さの牛肉がベストであると判断。こうした、試行錯誤の末、全国にて数量限定で販売することとなったのが、「黒毛和牛すき鍋膳」としています。

 そして2020年、商品開発当初には予想外であった新型コロナウイルス感染症拡大が全国を襲い、コロナ禍の影響を受け、国内の牛肉市場における生産と消費のバランスが適正でない状況が続いています。牛肉を主軸に商品展開する吉野家は、このような状況だからこそ和牛を使用した新商品を販売し、国内牛肉の消費拡大、和牛畜産農家の支援に少しでも貢献できればと思っているとのことです。

何度も食べたくなるファン多数、販売開始から7年目を迎える「牛すき鍋膳」も

牛すき鍋膳

 「牛すき鍋膳」は、「牛すき鍋」と玉子、ご飯、お漬物を御膳仕立てで提供。「牛すき鍋膳」で使用される牛肉は、「牛丼」で使用する牛肉と同様、穀物肥育された北米産牛肉が使用されています。赤身と脂身のバランスが良い大判のすきやき肉を1.3mmの厚さにスライスし、白菜、玉ねぎ、長葱、人参、絹豆腐、きしめん、吉野家特製すきやきのたれと共に鉄鍋で熱々に煮込まれます。

 すきやきのたれには、昆布や椎茸などの出汁に加え、牛の旨味と風味を存分に吸った牛肉のエキスを追加しているため、すきやきのたれ自体に牛の旨味・風味が感じられる吉野家ならではの味わいとしています。

 御膳仕立てでありながら 648円(税別)というリーズナブルな価格で、一食で半日分の野菜をとることができることもあり、男性に限らず女性や家族での利用が多いことも特徴とのこと。

「牛すき鍋膳」(982kcal)     648円(税別)
「牛すき鍋膳」肉大盛(1,195kcal) 748円(税別)
「肉2倍盛」(186kcal)     +278円(税別)
「牛すき鍋」単品(609kcal)    548円(税別)
「ねぎ増し」(8kcal)      +98円(税別)
※テイクアウトできますが、お漬物がつきません。
※商品提供時には赤身のない状態で提供されます。
※一部の店舗では、コンロではなく鍋敷での提供となります。

テイクアウト限定「牛鍋ファミリーパック」も

 3食分または4食分の「牛すき鍋」の牛肉が入った「牛鍋ファミリーパック」も、2020年10月5日(月)に販売が開始されます。

「牛鍋ファミリーパック」3人前(745kcal) 748円(税別)
「牛鍋ファミリーパック」4人前(994kcal) 948円(税別)

[古川 敦]