フード

体操・内村航平選手との所属契約をリンガーハットが業績悪化により継続断念 「コロナ禍における想定をはるかに上回る業績悪化により、苦渋の決断」

[2021/1/12 19:02]

 長崎ちゃんぽん専門店を600店舗以上を展開する、リンガーハットが12日、2017年3月1日に締結したプロ体操選手・内村航平選手との所属契約を、2020年12月31日をもって継続を断念したと発表しました。断念した理由について、「コロナ禍における想定をはるかに上回る業績悪化により、苦渋の決断」と説明しています。

内村航平選手

 2017年3月1日に締結された契約の契約期間は2017年3月から2021年12月の約5年間となっており、期間中は、同社のロゴマーク入りのユニフォームなどを着用して大会(日本国内)に出場していました。

 所属期間中、内村航平選手は、NHK杯個人総合10連覇、全日本選手権個人総合10連覇を達成し、直近の第74回全日本体操種目別選手権では、種目別鉄棒優勝という成績を残しています。同社では「体操競技に向き合う真摯な姿勢に、弊社社員は毎回、感動と活力をもらってきました」としています。

 今後も、「創業の地・長崎県出身のレジェンドアスリートとして、リンガーハット社員一同、応援し続けるとともに、『体操の普及』と『世界トップレベルの日本の体操を伝えたい』という内村航平選手の想いの実現と、日本のみならず世界の舞台でのさらなるご活躍を、心よりお祈り申し上げます」と、内村航平選手を応援していくとしています。

[古川 敦]