フード

コメダ珈琲店のモーニングサービスに三重県産カラマンダリンジャムが中京エリア265店舗限定で登場! 地域の特産品をモーニングで味わう“生産者と地域をつなぐ”地域限定モーニングサービス

[2021/6/21 16:18]

 全国にフルサービス型の喫茶店を展開するコメダ(2021年5月末時点グループ店舗数:925店舗)が、地域と生産者をつなぐ取り組みとして、地域限定モーニング「三重県産 カラマンダリンジャム」を2021年6月23日(水)から、中京エリアの三重県、愛知県、岐阜県、和歌山県(一部店舗)のコメダ珈琲店265店舗限定で販売します。なお、2021年8月下旬まで販売予定ですが、終売時期は店舗により異なります。

 「地域限定モーニングサービス」は、地域の特産品を使用したエリア限定のジャムをモーニングサービスの選択メニューの一つとして提供されます。“地元で採れるすばらしい特産品を改めて知ってほしい”、“大きさ、形などから規格外品となってしまった果実をジャムに加工することで生産者の方の支援につなげていきたい”、そんな思いで2019年からスタートしたコメダの地域貢献の取り組みです。

 これまで、愛媛県、青森県、長野県、山形県、広島県の特産品を使用して実施されてきました。生産地で消費するため、輸送時に発生するトラックの排気ガスも少なくなり、CO2削減に繋がり、コメダのサステナブルな取り組みとして、今後も全国各地の生産者を応援していくとしています。

 コメダ珈琲店では、モーニング時間帯(午前11時まで)にドリンクを注文すると、「A.トースト&定番ゆで玉子」、「B.トースト&手作りたまごペースト」「C.トースト&名古屋名物おぐらあん」のいずれかが選べますが、対象店舗では「D.三重県産 カラマンダリンジャム」も選べます。なお、Dにはバターまたはマーガリンは塗られていません。

「D.三重県産 カラマンダリンジャム」

三重南紀の特産品「カラマンダリン」とは?

 カラマンダリンは、温州みかんとオレンジ(キングマンダリン)を掛け合わせた品種。3月以降に収穫期を迎えることから「春のみかん」として知られています。花が着花してから収穫まで樹上でおよそ一年を要するため、果実に養分がしっかり行きわたり非常に糖度の高い濃厚な味わいとのこと。

カラマンダリン

 カラマンダリンはもともと温暖な気候を好む果実。夏や秋の台風と日照り、冬場の寒さと乾燥から守るため、果実一つ一つに袋をかけて栽培するなど、手間ひまかけて大切に育てられています。ジャムには、大きさなどから規格外となってしまったカラマンダリンを使用。素材の味を活かし、しっかりとした甘味と爽やかな酸味が特徴のジャムが完成したとしています。

カラマンダリン畑

生産者 JA伊勢 三重南紀カラ部会 赤崎直樹・玲子さんの声

 今年は台風の影響もなく、例年に比べて糖度の高い甘いカラマンダリンが収穫できました。カラマンダリンの美味しさと、三重南紀がみかんの産地だということを多くの方に知っていただきたい。朝から栄養価の高いカラマンダリンのジャムを食べて心も身体も元気になってもらえたら嬉しいです。

JA伊勢 三重南紀カラ部会 赤崎さんご夫婦

※写真はイメージです。

[古川 敦]