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「0秒チキンラーメン」が売れすぎて販売一時休止 販売計画を大幅に上回り、十分な供給量を確保できない状況~万全な供給体制を確立した上で、7月中をめどに販売を再開できるよう鋭意努力

[2022/4/27 13:24]

 日清食品が27日、2022年4月4日(月)に発売した「0秒チキンラーメン」が当初の販売計画を大幅に上回り、十分な供給量を確保できない状況となったため、販売を一時的に休止(出荷停止)すると発表しました。今後は万全な供給体制を確立した上で、2022年7月中をめどに販売を再開できるよう、鋭意努力するとのことです。

 「0秒チキンラーメン」は塩分50%オフで、そのままかじっておいしいというチキンラーメン。内容量は75g(麺75g)で、希望小売価格は111円(税別)。日清食品の創業者・安藤百福氏(あんどう ももふく)が発明した世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」は、1958年8月25日の発売以来、幅広い層に愛されているロングセラーブランド。その「チキンラーメン」が、“そのまま食べてもおいしい”ことを訴求するため、2017年に実施したプロモーション「0秒チキンラーメン」は大好評で、現在でも多くの人が楽しんでいるとのことです。

 一方で、「そのままかじると、少ししょっぱい」という声が寄せらたことから、今回、“そのままかじる用”に新開発されたのが「0秒チキンラーメン」です。しょうゆベースのチキンスープで味付けした麺は、「チキンラーメン」の特長であるチキンのうまみや香ばしさはそのままに、通常の「チキンラーメン」と比べて塩分を約50%に抑える(麺100g当たりの食塩相当量で比較)ことで、より食べやすい“あっさりうす味”に仕上げたとしています。

 そのままかじったり、好みの大きさに砕いて食べたりと、さまざまな食べ方で楽しめるとのことで、同社では「麺に味が付いている『チキンラーメン』だからこそできた『0秒チキンラーメン』を、お子さまのおやつやお酒のおつまみに、ぜひお試しください」としています。

 熱量 362kcal、たんぱく質 7.1g、脂質 16.3g、炭水化物 46.7g、食塩相当量 2.2g、ビタミンB1 0.61mg、ビタミンB2 0.83mg、カルシウム 286mg。

 原材料は小麦粉(国内製造)、植物油脂、しょうゆ、砂糖、チキンエキス、食塩、香辛料、香味調味料、卵粉、デキストリン、大豆食物繊維、オニオンパウダー/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉を含む。)。

[古川 敦]