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本日14日(水)、ふたご座流星群が"極大”に、22時頃が見頃~東日本や西日本の太平洋側は晴れて雲が少なく、流星の観測には好条件

[2022/12/14 19:27]

 2022年の「ふたご座流星群」の活動が12月14日(水)、普段よりも目立って多くの流星が見られる"極大"を迎えます。国立天文台によれば、流星が最も多く見られるのは14日の22時頃。ウェザーニュースは、東日本や西日本の太平洋側は晴れて雲が少なく、流星の観測には好条件としています。

 「ふたご座流星群」は、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」とともに「三大流星群」の1つとされ、多くの流れ星が毎年安定して観測しやすいことでも知られています。

 国立天文台は、12月13日夜から14日明け方にかけてと、14日夜から15日明け方にかけての2夜に渡るとしています。ただ、今年は深夜には下弦前の比較的明るい月が昇り、月明かりの影響を受けてしまうため、月が高く昇らない22時頃の観察がおすすめとのこと。空の暗い場所で観測した場合の流星の数は、ピーク時で1時間あたり40個から45個が予想されるとしています。

14日22時頃の東京の星空国立天文台公式サイトより転載

 ウェザーニュースによれば、14日夜は冬型の気圧配置で、東日本や西日本、北海道の太平洋側の予報は晴れで雲も少なく、流星群の観測には好条件が期待できるとのこと。ただし、各地で冷え込みも予想されることから、観測の際には十分な防寒対策を行うよう呼び掛けています。一方、北日本や日本海側の各地では雪が降りやすくなっており、流星観測は難しそうとのことです。

 ウェザーニュースでは、全国5地点のどこが一番流星が流れるのかを予想する「ふたご座ダービー」を実施しながら中継する「ふたご座流星群2022 特別番組」を14日21時から公式YouTubeチャンネルで配信します。

[岩崎 宰守]