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【食レポ】なか卯で「和風ぼっかけカレー」! ひき肉&かつお出汁の旨味と、酸味が主張するカレールーはご飯はもちろんのこと、旨味と弾力に秀でた牛すじ、甘々なにんじん、こんにゃく、たけのこにマッチして美味!

[2023/10/2 08:48]

 丼めしと京風うどんでおなじみの「なか卯」は、9月27日から「和風ぼっかけカレー」を販売中です!

 「和風ぼっかけカレー」は、スパイスとかつお出汁をあわせたカレールーが味の決め手となる「和風カレー」と、廃棄されることが多かったすじ肉をおいしく食べる方法として明治時代に神戸・永田で考案されたのが由来といわれる料理“ぼっかけ”を組み合わせた創作カレーメニュー。

 税込価格は並盛690円、大盛760円、特盛1,090円。

 バリエーションメニューとして、「和風ぼっかけカレー」のご飯をうどんに置き換えた「和風ぼっかけカレーうどん」並盛690円、大盛790円もラインナップしています。

 ということで、MAXサイズ版の「和風ぼっかけカレー(特盛)」1,090円をGET。

「和風ぼっかけカレー」は、カレールーの容器とご飯+具の容器が分かれています!

 食事を始める前にキッチンスケールで重量をチェック!

 容器を含む「和風ぼっかけカレー(特盛)」の総重量は763g。特盛で注文したこともあってか、楽々平均的なコンビニ弁当の重量400gを超えるボリュームを誇ります!

容器込みの「和風ぼっかけカレー(特盛)」の総重量は763g

 ちなみにカレールーに投入された具は、ALLミンチ状になっているのがポイント!

 それではいただきます!

カレールーの具はすり潰されて絵力0!

 茶色く輝くカレールーからは、ひき肉とかつお出汁の旨味に加えて、ほど良い塩気と辛味、力強い酸味がこだましてウマー!

カレールーは旨味や辛味よりも酸味優勢でスッキリテイスト!

 ご飯が詰まった容器を見ると、ご飯に負けないくらいに“ぼっかけ”と福神漬がモリモリ!

“ぼっかけ”と福神漬は思いのほか量多め!

 艶のある姿の牛すじは、適度なタレの甘さとともに、よく煮込まれてフレーク状になったお肉と、固めのグミのような歯ざわりのゼラチン質が交差して激ウマ!

牛すじは旨味豊かなお肉と、ゴムのように伸びるゼラチン質がMIXした部位で旨味も強め!

 大きめカットの柔らかな人参、牛すじよりちょい固なこんにゃく、ザクザクとした歯ごたえのたけのこは、先ほど口にした牛すじ以上に甘いタレの味が染みて味濃いめ!

人参、こんにゃく、たけのこの下味は超絶甘め!

 ひと通りカレールーと“ぼっかけ”を堪能したら、ご飯の入った容器の中にカレールーを投下!

 カレールーを注ぎ終えたタイミングで食事を再開します!

カレールーはご飯がひたひたになるくらいにたっぷりIN!

 カレールー単体では酸味が際立っていましたが、ハリのある炊き加減のご飯を介することでカレールーの酸味が和らぎ、酸味の奥に隠れていた旨味、カレーらしさを醸し出す辛味が前面に出てウマウマ!

ご飯を交えることでカレールーの酸味が軽減される代わりに、旨味とスパイシー感がマシマシに!

 また、カレーライスに牛すじを絡めた際には、カレーライス全体に牛すじの濃厚な旨味が染み渡って大幅にウマさレベルアップ!

カレーライスと旨味激強な牛すじのコンビネーションは最高!

 なお、甘く煮付けた人参、こんにゃく、たけのこはカレーライスと合わせても和食感が消失しないことに思わずニッコリ!

甘いカレー好きな方は人参、こんにゃく、たけのこの追加を推奨!

 最後は、甘酸っぱさがあとを引く福神漬をのせたカレーライスを平らげて完食!

 ごちそうさまでした!

福神漬を散りばめたカレーライスで食事をFINISH!

 今回は、「なか卯」式のカレーライスに“ぼっかけ”を加えた、「和風ぼっかけカレー」をお持ち帰りしてみました!

 味の方向性を定めるカレールーは酸味がキツく感じられたものの、ご飯をあわせることで酸味が減少し、同時に出汁の旨味、香辛料の辛味が表に躍り出てメチャウマ!

 さらに、食感、旨味含めて強々な牛すじ、甘辛い煮物を連想させる風味の人参、こんにゃく、たけのこ、後味引き締め効果高めな福神漬をまとわせることで味に緩急が生じる点もグッド!

 と、言う感じで、さっぱり系のカレーライスLOVEな方や、カレーライスに求めるものは辛味よりも甘味! と、感じる方に推したいカレーメニューとして楽しめました!

 そんな「和風ぼっかけカレー」が気になる方は、お近くの「なか卯」各店舗にてお試しあれ!

[池延大栄(大帝オレ)]