「東京チカラめし」の関東唯一の店舗「新鎌ヶ谷店」が閉店 「大阪日本橋店」の1店舗のみに~「東京都内に新店舗オープンできるように物件を探している」。閉店キャンペーンも開催
「金の蔵」など運営するSANKO MARKETING FOODS14日、同社が展開している、元祖焼き牛丼「東京チカラめし」の関東唯一の店舗「新鎌ヶ谷店」(千葉県鎌ヶ谷市新鎌ヶ谷1-13-3)を2023年11月4日(土)をもって閉店すると発表しました。10月17日(火)~10月19日(木)、10月24日(火)~10月26日(木)には「閉店キャンペーン」が開催されます。
「新鎌ヶ谷店」は定期借家契約満了のため閉店するとのことで、同社では「関東で1店舗だった店舗の閉店は残念ではありますが、できるだけ早いタイミングで東京都内に新店舗オープンのご案内ができるよう、現在はふさわしい物件を探しております。関西、海外のライセンス店は引き続き営業をしております。短い間、関東から東京チカラめしの店舗は消えてしまいますが、新店舗のご案内はプレスリリースまたは、Xのアカウント(@TCM_Shinjuku)からお伝えいたします」としています。
同社は、1975年、神田のガード下の定食・牛丼の「三光亭」からスタート。その後、大型の個室居酒屋を展開していましたが、2011年の東日本大震災の年に、「暗く不安な世情を払拭し、『チカラがでるめし』で日本を元気に!という」コンセプトのもと、安くて早い「東京チカラめし」の焼牛丼が誕生。
2011年6月9日に1号店(池袋西口店)を開店。従来の牛丼と差別化するため、牛肉を焼いて提供することがウケて、一気に店舗数を増やし、2012年9月11日にオープンした東京都世田谷区の梅ヶ丘店で、累計100店舗を達成しましたが、この出店ペースとスタッフ育成が追い付かず、閉店する店舗も目立ち始め、2013年6月よりこれまでの24時間営業の方針を変更。2014年6月2日には、直営店の約7割に当たる店舗を、株式会社チカラめしへ譲渡。譲渡された店舗は、横浜家系ラーメンの「壱角家」への転換を急速に進め、2015年5月までに株式会社チカラめしが運営する店舗は消滅。株式会社チカラめしも2015年7月に株式会社イー・ダイニングに社名変更しています。
「東京チカラめし」の店舗は、公式サイトでは千葉県の「新鎌ヶ谷店」、大阪府の「大阪日本橋店」の計2店舗となっており、今回発表の「新鎌ヶ谷店」閉店後は、国内は1店鋪のみになります
なお、東京チカラめしの味を評価しする海外から、自国で出店したいという問い合わせをうけ、2011年より海外とのライセンスビジネスをスタートしており、現在は香港3店舗、バンコク1店舗がオープンし、次の東南アジアへの出店交渉も進んでいるとのことです。
「東京チカラめし 新鎌ヶ谷店」の閉店キャンペーン
同社では「これまでのご愛顧に感謝し、閉店キャンペーンを下記のとおり開催いたしますので、残り少ない営業ではありますが、みなさまのご来店を心よりお待ち申しております」としています。
「閉店キャンペーン」は、10月17日(火)~10月19日(木)、10月24日(火)~10月26日(木)のそれぞれ3日間、2回に分けて開催されます。
【キャンペーン概要】
10月17日(火)~19日(木):牛丼または豚丼を注文で「鶏唐揚げ2個」サービス
10月24日(火)~26日(木):牛丼(3種)注文で「肉増量」サービス
【「東京チカラめし 新鎌ヶ谷店」のメニュー】
※同店では株主優待券が利用できません。