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業界初の小麦麺を使った即食可能な「らーめん缶」が発売! 調理不要でネギ・メンマ・チャーシューが入った本格醤油らーめんが食べられる缶詰~常温で3年保管可能、飲料自販機での“あったか~い”でも販売できる

[2024/10/10 19:47]

 1958年創業の業務用麺類製造業を行なう丸山製麺が企画・運営するラーメンブランド「ヌードルツアーズ」が、業界初となる小麦麺を使った「らーめん缶」を発売します。内容量は250gで、価格はオープン。ラーメンの通販サイト「ヌードルツアーズ」では、1ケース24缶入りで12,960円(税込/送料無料)で販売されています。

 八戸缶詰グループの三星と共同開発した「らーめん缶」は、常温で3年保管可能で、調理不要でそのままでも、湯煎で温めても、製麺所が作る本格小麦麺を用いた醤油ラーメンを堪能できるとのこと。具材はネギ・メンマ・チャーシューが入っています。

 原材料はラーメンスープ(国内製造)(しょうゆたれ、ガラスープ、香味油、菜種油、しょうゆ、食塩、煮干粉末、メンマ粉末)、めん(植物性たん白、小麦粉、食塩)、メンマ(メンマ、食塩)、焼き豚(豚ばら肉、しょうゆたれ、糖類(水あめ、砂糖)、みそ、食塩)、ネギ/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、カラメル色素、リン酸塩(Na)、漂白剤(亜硫酸塩)、(一部に小麦・大豆・豚肉・鶏肉・さばを含む)。

製麺所の作る本格小麦麺を使用

 独自の製法で開発した、スープに浸っていても伸びにくい麺を採用。今までのラーメン缶はこんにゃく麺が主流でしたが、「らーめん缶」は業界初の小麦麺を使用し、メンマやチャーシューなど、具材も本格派。いつでもどこでも、本格的なラーメンを楽しめます。

常温で3年保存可能・即食可能

 らーめん缶は常温で3年間保存可能。常温のまま実食可能なので、小腹が減った時にや、いざというときの備蓄食としても活用できます。なお、湯煎すると、より美味しく楽しめるとしています。

自販機での展開が可能

 らーめん缶は飲料自販機で販売な可能なサイズで、全国にあるおなじみの飲料自販機で展開可能。保温販売に対応予定で、すぐに温かくて美味しいラーメンを楽しめるようになる予定とのことです。

缶詰業界参入の経緯

 丸山製麺では、冷凍ラーメン自販機「ヌードルツアーズ」を始めとした冷凍ラーメン商品で、コロナ禍以降加速している無人・省人化ニーズに対応し続けています。取り組みを進めていく中で、冷凍食品と比べてより省スペース・低額で導入でき、長期保存可能な常温商品のニーズが拡大していく傾向にあると考えたとのこと。

 値崩れや原材料の不漁・高騰など、逆風が続く缶詰業界を後押しする一助になればとも考えて、ラーメン缶を三星と共同開発し、缶詰業界に参入することにしたとのことです。

コラボパートナー募集中

 らーめん缶はラベルのデザインを変更するだけでコラボ缶が作れる仕様になっており、ラベルは自由にデザイン可能。同社では「アニメ・ゲーム・YouTuber・俳優・タレントなど、広いジャンルの新規グッズ・プロモーションとしてらーめん缶を活用してみませんか?」と呼びかけています。

※画像はイメージ・一例です
[古川 敦]