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八海醸造が初のウイスキー! 世界でも希少な米原料の「Hakkaisan シングルグレーン 魚沼8年 ライスウイスキー 2025LIMITED」の抽選販売は明日9日(水)9時締め切り~妥協しない味わいをもとめ8年の熟成

[2025/4/8 14:32]

 八海醸造が、同社初めてのウイスキー製品で、米が原料の「Hakkaisan シングルグレーン 魚沼8年 ライスウイスキー 2025LIMITED」を数量限定で発売。小売価格は13,200円(税込)。数量限定品にため、一般には抽選で販売されるほか、専門流通を介して主要都市のバーなどで取り扱われます。抽選販売は2025年3月28日(金)9時~4月9日(水)9時まで受け付けています。

Hakkaisan シングルグレーン 魚沼8年 ライスウイスキー 2025LIMITED

 八海醸造では2005年から蒸溜酒である米焼酎の製造を深沢原蒸溜所で開始し、その蒸溜所で2016年にウイスキーの製造に着手。日本酒蔵ならではの挑戦として主原料を米としたライスグレーンウイスキーを製造しています。米を主原料とした自社製造原酒だけを使ったウイスキーは世界でもあまり例のない稀少な製品です。

 仕込み水には清らかな味わいを実現するべく雷電様の清水を使用し、清酒酵母を使い八海醸造ならではの個性的な味わいづくりにも取り組み、妥協しない味わいをもとめ8年の熟成を経て今春リリースされます。

 蒸溜前のもろみづくりやブレンド工程では長年の酒づくりを活かした職人の技術力を要する一方で、樽貯蔵という人間が介在できない“時間”がつくり出す熟成された味わいはウイスキー特有のもの。八海醸造ではこれまでの酒づくり同様に、目標とする品質を目指した妥協しない製造管理により、8年熟成の今、初めて発売することを決定したとしています。

 数年後にはグループ・ニセコ蒸溜所とのブレンデッドもこのライスグレーンウイスキーづくりを契機に本格的なモルトウイスキーづくりに取り組むため立ち上げたグループ会社・株式会社ニセコ蒸溜所は、2021年に製造を開始し、北海道ニセコ町の冷涼で雄大な自然環境の下でモルトウイスキーを製造しています。品質を見極めながら丁寧に熟成しており、ゆくゆくは魚沼とニセコ両地で製造したウイスキーのブレンデッド製品の上市も見据えて準備しています。

「Hakkaisan シングルグレーン 魚沼8年 ライスウイスキー 2025LIMITED」概要

 米を主原料とした個性的なスタイルのライスグレーンウイスキー。八海醸造が求める清らかな味わいを実現する「雷電様の清水」を仕込み水に、2025LIMITEDは清酒酵母を用いて製造。伝統的なウイスキー製法を基に独自に追求して製造した原酒だけを8年ゆっくりと熟成させた、世界でもあまり類をみない希少なウイスキー。魚沼の自然豊かな環境の中で育まれたバニラや花を思わせる甘い香りを湛えた味わいを楽しめます。

・品目:ウイスキー
・原材料名:米(国産)、麦芽
・内容量:700ml
・アルコール分:52%
・小売価格:13,200円(税込)

【テイスティングノート】

 色:琥珀色
 香り:柑橘系につづくチョコレートやバニラを思わせる甘い香り
 味わい:米由来のほのかな甘み、ドライフルーツ、ナツメグのようなスパイシー感、カラメルのほろ苦さ

一般販売

 数量限定品につき、抽選で販売されます。

抽選受付開始:2025年3月28日(金)9時
抽選受付締切:2025年4月 9日(水)9時
抽選応募窓口URL:https://ec-hakkaisan.com/pages/contact-large-2

※以降、2025年7月、10月、2026年1月に抽選販売予定

深沢原蒸溜所

 八海醸造が運営する複合施設「魚沼の里」の一角にあり、2005年より焼酎製造を開始。米焼酎(蒸溜酒)から始め、その焼酎を木樽に貯蔵した製品づくりがきっかけとなり、2016年よりウイスキーの製造を開始。そのほか日本酒の副産物であり新鮮な酒粕のみを原料に、ゆっくり時間をかけて減圧蒸留した「本格粕取り焼酎」や米焼酎や日本酒の原酒を使って仕込んだ梅酒などを製造しています。

株式会社ニセコ蒸溜所

 国定公園ニセコアンヌプリと国立公園羊蹄山に囲まれた世界的なスノーリゾート地・ニセコ町で2021年より製造を開始。豪雪地帯ならではの上質な軟水に恵まれた上、道内でも気温が下がりすぎない土地柄を活かし、上品で繊細でバランスの取れたウイスキーづくりを行なうとともに、クラフトジンの「ohoro GIN」シリーズも製造。

 「ohoro GIN Standard」は国際的コンペティション「World Gin Awards 2024」クラシックジン部門で世界最高賞、「International Spirits Challenge2024」において、ジン・カテゴリーの最高賞「トロフィー」を受賞するなど世界的にも高い評価を得ています。

[古川 敦]