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【食レポ】リオオリンピックよりひと足先にブラジルを満喫。銀座一丁目駅から徒歩0分「Super Bacana」で肉サンバ!

[2016/7/13 12:26]

 リオ・オリンピック開催よりひと足先早く、「シュラスコ」をメインとしたブラジル料理レストラン、「Super Bacana」が7月6日、オープンしました。場所は、銀座一丁目駅の真上にある商業施設、「PUZZLE GINZA」内。

 今回オープン直前に試食する機会をいただいたので、肉サンバな料理をご紹介します!

シュラスコをメインとしたブラジル料理レストラン「Super Bacana」は、銀座一丁目駅直上にある商業施設「PUZZLE GINZA」10F。駅から徒歩0分なので、暑い時期も移動はラクチンです

 「Super Bacana」の店内は、外からビルを見た印象よりも広々。天井が高く開放的なイメージです。試食会の時はシュラスコのほか、一品料理やスープ、サラダ、デザートが並ぶビッフェコーナーが厨房前に設けられていました。

店内は想像以上に広く、天井も高いこともあって開放的な雰囲気
試食会では厨房前にビッフェコーナーが。シュラスコ、一品料理、各種スープ、サラダバー、デザートなどが並びます

 厨房には大きなシュラスコ用のオーブンがあり、トルコ料理のケバブ同様に肉を回転させながら焼いていくとのこと。これから焼き上げる肉がすでにオーブン内にスタンバイしています。

厨房には大きなシュラスコ用のオーブンがあり、ケバブと同じようにお肉を回転させながら焼いていくとのこと

 席に着くと、肉が焼きあがったタイミングで肉とともに店員さんが登場。肉の部位などについて説明があり、食べたい肉が来たら卓上に用意されたトングを手に取って肉を受け取ります。

メインの「シュラスコ」は焼き上がり次第、店員さんが持って席を回ります。食べたい肉が来たら、その場で切ってもらいます。

 最初に切り分けてもらった「イチボ」は、赤身ならではの旨味たっぷり。またレアな焼き加減とあって、ジューシーさもしっかりと感じられます。

最初に切り分けてもらった「イチボ」は、赤身ならではの旨味がたっぷり

 続いて食べた「サーロイン」は、歯でお肉を噛みしめるたびに旨味と肉汁がたっぷり染みでて絶品。今回食べたお肉の中で特にオススメです。

「サーロイン」は歯でお肉を噛みしめるたびに旨味と肉汁がたっぷり染みでて絶品

 身が柔らかく旨味も濃厚な「チキン」は、他のお店では味わったことのない独特の香辛料が効いており、日本では中々巡り会えない独特の美味しさが楽しめます。

お肉が柔らかく旨味もしっかり感じられる「チキン」は、独特の香辛料が効いており、日本では中々巡り会えない独特の美味しさ

 大きく重量感のある「豚のスペアリブ」は、骨付き肉とあってお肉が柔らかで、旨味もたっぷり。

「豚のスペアリブは」写真同様にボリューム満点で、骨に近いお肉とあって柔らかで旨味もしっかり

 「牛バラ」は脂の美味しさが大変濃厚で、今回食べたお肉の中で1番の力強い美味しさが楽しめました。

「牛バラ」は、脂の美味しさが大変濃厚で、今回食べたお肉の中で1番力強い美味しさが楽しめました

 「Super Bacana」はシュラスコ以外の料理も美味しく、シュラスコに使う様々な部位の牛肉をワインとトマトソースで煮込んだ「ヒカジーニャ」、お店おすすめの黒インゲン豆に豚肉などを煮込んだ「フェイジョアーダ」がオススメ。

シュラスコに使う様々な部位の牛肉をワインとトマトソースで煮込んだ「ヒカジーニャ」がお肉の旨味満点
お店おすすめの「フェイジョアーダ」は、黒インゲン豆に豚肉などを煮込んだコクのあるシチューで、こちらもなかなかの美味しさ

 「フェイジョアーダ」はスープとして楽しむ以外に、ごはんにかけてカレーのように食べるのがオススメとのことでチャレンジしてみることに。ドロっとした食感で旨味たっぷりな「フェイジョアーダ」とごはんの相性はバッチリ。まるでカレーのスパイス感を抜いたような美味しさとあって、日本人にも受け入れられそうな美味しさでした。

ごはんにかけて食べるのがオススメとのことでチャレンジしてみたところ、ドロッとして旨味たっぷりなスープとご飯は相性バッチリ

 そのほか、一品料理では、みずみずしい食感でさっぱりとした「チコリ」、鶏挽き肉がたっぷり入った「ブラジル風コロッケ」、柔らかく酸味の効いた「ヤシの芽」がオススメ。特に酸味の効いた「ヤシの芽」は、脂っこい部位も多いシュラスコとの相性バッチリです。

その他、左手から瑞々しい食感の「チコリ」、鶏挽き肉がたっぷり入った「ブラジル風コロッケ」、柔らかく酸味の効いた「ヤシの芽」がオススメ

 シュラスコやスープに一品料理類を楽しんだあとは、軽く炙った焼きバナナと、コクと甘みの強い「ブラジル風プリン」を完食。特に「焼きバナナ」は火を通したことで、生の状態よりもこってりとした甘さが感じられたのが印象に残りました。

「焼きバナナ」は、火を通すことで生のバナナにはないこってりとした甘さが感じられます
「ブラジル風プリン」は甘さとコクが大変濃厚で力強い美味しさ

 今回「リオデジャネイロオリンピック」、「Super Bacana」開店に先がけて行われた試食会で、看板メニューの「シュラスコ」をはじめとしたブラジル料理をいただいてきました。

 焼きたて熱々の「シュラスコ」はもちろん、シュラスコ用のお肉をワインやトマトソースで煮込んだ「ヒカジーニャ」の力強い美味しさ、焼くことでコクのある甘さが引き出される「焼きバナナ」など、美味しいブラジル料理に大満足。

 「ブラジル料理はあまり食べたことないなあ」という人も、今回ご紹介した以外にもいろいろ食べてみましたが、全体的に癖の少ない食べやすい料理ばかりなのでご心配なく。今年のオリンピック開催地であるブラジルの料理を楽しみたい人はもちろん、銀座の夜景とともに、がっつり肉料理を楽しみたい人にオススメなお店です。

「Super Bacana」は高層階のレストランとあって、窓側の席では美しい夜景も楽しめるのでムード満点
[池延大栄(大帝オレ)]