【食レポ】パクチーのおかげで後味爽やか&残暑厳しき時期にウマイ! 「ちゃんぽん亭総本家」のアジアンフェア
以前、「近江ちゃんぽん」の出汁の美味しさに感動した「ちゃんぽん亭総本家」では、エスニックな美味しさの料理が楽しめる「アジアンフェア」が9月1日から始まりました。
「アジアンフェア」で楽しめる料理は、刻んだエリンギと焦がし醤油が決め手のチャーハンの上にパクチーを乗せた「パクチーチャーハン」380円、トムヤンクンをヒントにタイ産のスパイス、ハーブをベースにして作り上げた「トムヤムちゃんぽん」850円の2品(価格は税別)。
今回は有楽町駅から徒歩3分ほどの「ちゃんぽん亭総本家 銀座インズ店」で、「アジアンフェア」の料理を楽しみました。
まずはパクチー山盛りの「パクチーチャーハン」380円からチャレンジ。
まず、パクチー抜きでチャーハンを食べてみると、思わず何かドリンクメニューを注文したくなるくらいに力強い塩気が感じられます。これが、独特な風味が決め手のパクチーと一緒に食べると、強い塩気が緩和されて食べやすく。
パクチーのおかげで、塩気の中に埋もれていた焦がし醤油の香りや旨味、繊細なエリンギの風味や食感が表に踊り出てめちゃウマ! 塩気の奥に潜む旨味を引き出した、パクチーの力に感動しました。
「パクチーチャーハン」を完食した後は、アジアンフェアのもう1つのメニュー、「トムヤンクンちゃんぽん」にもチャレンジ!
「トムヤンクンちゃんぽん」をよーく見てみると、透明感のあるスープ、たっぷり野菜など、看板メニューの「近江ちゃんぽん」そっくり。さらに、「トムヤンクンちゃんぽん」には、先ほど食べた「パクチーチャーハン」にも入っていたパクチーが使われています。
まずは透明感のあるスープを飲んでみると、「近江ちゃんぽん」と同様、旨味たっぷりで後味にキレのある美味しさ。さらに、バランスよく甘味、辛味、酸味がMixされたことで、「トムヤンクン」らしさもしっかりと再現されています。
具も「近江ちゃんぽん」と同じように野菜が中心なこと、パクチーの爽快感溢れる美味しさのおかげで、残暑をはねのけるくらいにスッキリと美味しく楽しめます。
シコシコした食感の中太麺は、旨味、甘味、辛味、酸味がバランスよく合わさった、トムヤンクン風味のスープとの相性バッチリです。
また、他のちゃんぽんメニューと同様に「酢」を入れることで後味スッキリ楽しめますが、「トムヤムちゃんぽん」は元々レモングラスの酸味が効いているので、「酢」を追加する時は少しづつ様子を見ながら投入することをオススメします。
今回は、パクチーが味の決め手な「パクチーチャーハン」、「近江ちゃんぽん」譲りの出汁の旨さと、エスニックな美味しさの「トムヤンクン」を再現した「トムヤムちゃんぽん」を食べてきました。
どちらも独特な香りとキレのある味わいが特徴のパクチーが味の決め手となり、まだまだ残暑厳しい日々でもスッキリ楽しめました。とくに、「近江ちゃんぽん」譲りの出汁の旨さに加え、甘味、辛味、酸味などが複雑に混ざり合った「トムヤンクン」らしい美味しさも楽しめた「トムヤムちゃんぽん」のウマさに感動しました。
「アジアンフェア」は10月31日までの開催とのこと。まだまだ残暑厳しい時期にスッキリとウマイ、「トムヤムちゃんぽん」はこの秋必食です。