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はなまるうどんがそうめん!? 香川産そうめん使用の「うどん県のそうめん」を数量限定で発売~はなまるうどん初の総合イベントも開催決定!

[2017/5/29 11:10]

 讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」が29日、期間・数量限定で「うどん県のそうめん」を2017年6月2日(金)より販売すると発表しました。価格は480円(税込)。

 麺はもちろん香川県産のそうめんを使用し、つけだしは讃岐ならではの「いりこだし」のつゆに「煮切りみりん」を加え、甘みあるつけつゆに仕上げています。特製の薬味は「蒸し鶏ほぐしの練り梅添え」、「錦糸卵」、「オクラの鯛味噌ゴマ和え」の3品。フリートッピングのおろし生姜、ごまと合わせて、薬味の組み合わせのバリエーションが楽しめます。

 「うどん県」として有名な香川県は、そうめんも名産品のひとつということで、はなまるがサポートしている「さぬきうどん未来遺産プロジェクト」のコンテンツ「昭和の証言」でも、「そうめん」が多く登場しています。元々うどん店を営んでいてそうめんも始めた方など、うどんとそうめんは古くから繋がりがあったようです。

 同社では「当時食べられていたそうめんやその時代の情景を思い、昔ながらのシンプルなそうめんを味わっていただきたいとの思いから、『うどん県のそうめん』を発売する」としています。

香川県の風景

 そうめんの原型は中国から伝来した「索餅(さくべい)」という麺料理といわれており、もともとはうどんよりも太い麺で、奈良時代以前に日本に伝わり、当時は献上品として作られ、庶民が食べるようになったのは江戸時代以降だったそうです。

 うどんというと冬のイメージもありますが、実はうどんが売れるのは暑い季節とのことで、当日の気温そのものより、前日との気温差でつるっと冷たいうどんの売れ行きが変わり、そうめんも同様で、気温の上昇と共に、売れ行きも上昇。気温が上昇していき、そうめんのニーズが高まる6月より販売することにしたとのこと。

 また、「うどん県のそうめん」発売を記念し、はなまるうどん初の総合イベントが渋谷で6月19日(月)19時~21時に開催されます。チケットは1,500円(税込)で、前売りチケットがイープラスで5月31日(水)より発売されます。

[古川 敦]