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“ラーメンの神様”の「幻のカツライスカレー」がレギュラー化! 「お茶の水、大勝軒」系列4店舗で「神田カレーグランプリ2017」グランプリ受賞メニューを販売

[2018/1/17 18:42]

 大勝軒TOKYOが運営する「お茶の水、大勝軒」と系列の「お茶の水、大勝軒 BRANCHING」「大勝軒 next 上野店」「大勝軒 next 戸越店」で、「神田カレーグランプリ2017」で「グランプリ」メニューとなった「復刻版カレーライス」をレギュラーメニュー化し、2018年1月16日(火)に販売開始しました。なお店舗によって提供メニューや提供時間が異なります。

復刻版カレーライス(税込770円)

 「お茶の水、大勝軒」では2016年より「神田カレーグランプリ」の「スタンプラリー期間(8月23日~11月30日までの100日間」のみ「カレーライス」を限定販売していましたが、2017年の「決定戦」で「グランプリ」を受賞したことで存続の要望が高まったため、「復刻版カレーライス」「復刻版カレー中華」「復刻版もりカレー」をレギュラーメニューにすることを決定したとしています。

復刻版カレー中華(税込970円)
復刻版もりカレー(税込970円)

 また「お茶の水、大勝軒 BRANCHING」では「決定戦」の2日間限定だった「幻のカツライスカレー」および「復刻版カレーライス(揚げシュウマイ付)」も販売時間限定で提供されます。

幻のカツライスカレー(税込1,000円)
復刻版カレーライス(揚げシュウマイ付)(税込870円)

 山岸一雄氏は、海軍だった父親に連れられて食べた「海軍カレー」が大好きで、創業当初から「カレーライス」を提供。また同時に、そば屋の「カレー南蛮」をヒントに「カレー中華」を考案し人気メニューのひとつになっていました。1955年「特製もりそば」を開発すると、常連さんから「『カレー中華』があるんだから『カレーつけ麺』もできるんじゃないの?」と言われ、裏メニュー「もりカレー」として密かに提供。しかし「カレー」メニューがなくなるとともにその存在は忘れ去られていたとのこと。

創業当時のメニュー

 大勝軒のカレーは、豚肉、玉ねぎ、にんじん、ジャガイモをラードで炒め、ラーメンスープに、カレー粉と隠し味を加えて煮込んだオリジナルカレー。動物系、魚介系、野菜など30種類以上の食材を5時間以上かけて煮込んだラーメンスープが独特のコクを出す決め手としています。

 「お茶の水、大勝軒」は、店主・田内川真介氏が師匠・山岸一雄氏からのれん分けを許される時の条件が、「味を変えないこと」と「昔のメニューを復刻させること」だったため、名物「特製もりそば」や「中華そば」の味の継承はもちろん、創業当時のメニューの復刻に力を入れています。

 シュウマイにパン粉をつけて揚げた「復刻版カレーライス(揚げシュウマイ付)」で、2016年度の「神田カレーグランプリ」決定戦では「準グランプリ」を、2017年は「復刻版カレーライス」「幻のカツライスカレー」を限定販売し「グランプリ」を受賞しています。

卒業記念写真

販売店舗の概要

【お茶の水、大勝軒】
所在地 :東京都千代田区神田小川町3-1-5 須田ビル2F
営業時間:11:00~22:00
定休日 :月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
提供商品:復刻版カレーライス 770円
     復刻版カレー中華  970円
     復刻版もりカレー  970円
     ミニカレーライス  400円

【お茶の水、大勝軒 BRANCHING】
所在地 :東京都千代田区神保町3-10
営業時間:11:00~22:00
定休日 :日曜日
提供商品:復刻版カレーライス 770円
     ミニカレーライス  400円
     [15:00より提供]
     幻のカツライスカレー 1,000円
     復刻版カレーライス(揚げシュウマイ付) 870円

【大勝軒 next 上野店】
所在地 :東京都台東区上野2-12-9 サンプラザ上野ビル 1F
営業時間:11:00~翌5:00(月~木)
     11:00~翌6:00(金、土)
     11:00~16:00 (日)
定休日 :なし
提供商品:復刻版カレーライス 770円
     ミニカレーライス  400円

【大勝軒 next 戸越店】
所在地 :東京都品川区豊町 4-1-14
営業時間:11:30~15:00 / 17:00~22:00(火~金)
     11:30~15:00 / 17:00~21:00(土、日)
定休日 :月曜日
提供商品:復刻版カレーライス 770円
     ミニカレーライス  400円

[古川 敦]