フード

世界初の凍らせて揉んで飲む「コカ・コーラ」! 日本のために8年かけて開発した「フローズン レモン」が本日16日(月)発売~夏にぴったりの冷たい刺激と新しい食感

[2018/4/16 10:53]

 コカ・コーラシステムが、夏にぴったりの冷たい刺激と新しい食感を楽しめるという「コカ・コーラ」史上世界初となる「コカ・コーラ フローズン レモン」を2018年4月16日(月)から発売します。125gパウチで、メーカー希望小売価格は130円(税別)。

 「コカ・コーラ フローズン レモン」は、トクホ炭酸飲料「コカ・コーラ プラス」(2017年3月発売)、“もも”フレーバーの「コカ・コーラ ピーチ」(2018年1月発売)に続き、日本のために開発された新製品で、「コカ・コーラ」ならではのおいしさをパウチごと凍らせ、揉みながらシャーベット感覚で飲める、今までにはなかった容器入りフローズン飲料となっています。キンキンに冷えた「コカ・コーラ」ならではの特別な味わいを提供できるように、構想から8年かけて開発。パッケージも「コカ・コーラ」としては初めてパウチを採用し、「コカ・コーラ」ならではの特別なおいしさを、クリーミーでシャリシャリしたシャーベット状の食感で楽しめるとのこと。

 日本市場は年間1,000点近い飲料の新製品が発売され、そのうち数点しか残らない厳しい競争市場環境にありますが、世界初となる「コカ・コーラ」ならではのおいしさを持つ容器入りフローズン飲料「コカ・コーラ フローズン レモン」は、「妥協のない味わいと飽きさせない新しさを追求する日本の消費者にも満足いただける一品」(同社)としています。

 同社が2010年8月に行なった消費者調査でも、細かい粒子で柔らかくシャリシャリした食感のシャーベット状の「コカ・コーラ」が高い評価を得て、開発に着手。しかし容器入りフローズン飲料として製品化しようとすると、どうしても凍って固くなってしまい、なかなかシャーベット状の食感が実現できず、開発は一時中断しながらも、容器入りフローズン飲料の「コカ・コーラ」についてはその後もコンセプトを固めながら、可能性を探っていたとのこと。

 そして、2016年5月に発売した氷点下で楽しめる“アイスコールド「コカ・コーラ」”が高い反響だったことを受けて、2017年1月から再び開発に着手。その後、ついに「コカ・コーラ」ならではのおいしさを容器入りのフローズン飲料として実現することに成功したとのこと。構想から8年を経て、これまでにない究極の冷たさによる新しい「コカ・コーラ」の味わいを、ようやく提供できることになったとしています。

 容器入りのフローズン飲料というまったく新しいタイプの「コカ・コーラ」に挑戦するということは、これまでのノウハウや知見が通用せずゼロからのスタートで、まず、達成しなくてはいけないのは、クリーミーでシャーベット状のシャリシャリ食感を持つフローズン飲料でも「コカ・コーラ」ならではのおいしさが味わえること。

 ただおいしいだけではなく、130年以上200カ国以上で展開されている「コカ・コーラ」ならではの味わいを守る必要がありますが、凍らせるには新成分を加えることが必要で、その影響から味のバランスが変わってしまいます。これを、安定的に「コカ・コーラ」独自の喉越しや味わいを実現させるため、絶え間ない挑戦によってぴったりな成分とそれらの絶妙な組み合わせを発見したそうです。

 二つ目の課題は、炭酸が入っていない「コカ・コーラ」のフローズン飲料に、いかに「コカ・コーラ」ならではの爽快感と刺激を表現できるか。これは究極の冷たさに、レモンフレーバーを加えることで、「コカ・コーラ」ならではの味わいをさらに向上させることに成功したとのこと。

 最後は、消費者調査で高い評価を得た、細かい粒子で柔らかくシャリシャリしたシャーベット状の食感の実現で、開発当初は試作品を冷凍庫に入れると、すぐにカチカチに凍ってしまい、目指している食感になかなか到達せず、文献によるリサーチとトライ&エラーを繰り返すことで、適量の新成分と組み合わせを見つけ、冷凍庫で凍らせた後、手で揉むことで、爽やかな喉越しを簡単にシャーベット状で楽しめる最高の「コカ・コーラ」の容器入りフローズン飲料が完成したとしています。

グローバルカテゴリー開発担当 デビン・ルイス博士

 こうして、全ての課題に同時に取り組み、70種類以上の成分を検証し、100近い試作品を製作。「コカ・コーラ」製品として、まったく新しい挑戦だったため、参考事例がなく、とにかく試行錯誤を繰り返し、凍っていても揉みながら「コカ・コーラ」ならではのおいしさを楽しめる世界初の容器入りフローズン飲料の製品化につなげたとしています。

 「コカ・コーラ フローズン レモン」のは、全国のスーパーやコンビニエンスストア、量販店、ドラッグストアの冷凍ケースや冷凍ストッカーなど、飲料とは違う売り場での販売機会の拡大を目指し、目印としてパッケージには、「Coca-Cola」のロゴと製品名を中央に配し、中身が分かるようにフローズン状の「コカ・コーラ」が描かれています。暑い日の自宅でのおやつタイムや学校帰り、休日など幅広いシーンで、冷たい刺激を楽しみながら過ごす、特別な夏のひとときをお届けするとしています。

 100g当たりのエネルギーは70kcal。原材料は糖類(砂糖、砂糖混合ぶどう糖果糖液糖)、エリスリトール、レモン果汁/トレハロース、グリセロール、香料、カラメル色素、増粘多糖類、酸味料、硫酸Mg、カフェイン。

[古川 敦]