銚子電鉄が経営状況がまずいので「まずい棒」を本日3日(金)発売! キャラクタは日野日出志氏書き下ろしの「まずえもん(魔図衛門)」～犬吠駅で発売セレモニーも開催

　銚子電鉄が、「まずい棒」を2018年8月3日(金)から犬吠駅、ぬれせんべい駅などを中心に発売します。価格は15本セットで600円(税込)で、1本50円(税込)でバラ売りもされます。

　銚子電鉄は「日本一のエンタメ鉄道」を目指して、「イルミネーション電車」、「バルーン電車」、社長自ら「DJ」となり電車を運転、UFO召喚イベント開催など、様々な取り組みをして来ましたが、副業のぬれ煎餅が不振で赤字に転落。実は収入の約7割が「ぬれ煎餅」による販売収入で、国の補助金も減少して、このままでは「まずい…」ということで、「まずい棒」の発売に至ったとのこと。

　「お化け屋敷電車」の企画・演出を担当する怪談蒐集家の寺井広樹氏が、「ぬれ煎餅に続くヒット商品を」と考案し、「経営状況がまずい…」に因んで「まずい棒」と命名。なお、「まずいものをお客様に販売する訳にはいきませんので正直、美味しいです」(銚電)とのことで、現状、コーンポタージュ味のみですが、今後バリエーションを増やしていくとのこと。また、「まずい…もう一本！」というセリフを駆使して、社長や車掌さん総出演の動画CMも制作中としています。

　パッケージは、ホラー漫画の金字塔・日野日出志氏による書き下ろしの「まずえもん(魔図衛門)」。安銚18年9月31日生まれ、「まずい…」という言葉に反応して魔界からやって来る異星人で銚電ファンです。日野氏も鉄道マニアで「恐怖列車」(ひばり書房、1985年)という作品を過去に執筆しています。

「まずえもん(魔図衛門)」Tシャツ(税抜3,000円)

　なお、「犬吠駅」(千葉県銚子市犬吠埼9595-1)で2018年8月3日(金)18時00分から、銚電新土産「まずい棒」発売開始セレモニーが開催されます。竹本勝紀社長の「まずい…もう1本！」を合言葉に2018年8月「お化け屋敷電車」で販売スタートします。

　セレモニーでは、竹本勝紀社長より世界へメッセージが発信されるほか、プロモーションムービー 先行公開「きっぷ売りの少女編」、「経営会議編」、18:18発売開始へのカウントダウンが行なわれます。なお、「まずい棒」購入先着5名には、竹本勝紀社長サイン入り「まずい棒」がプレゼントされます。なお、同社では「まずい棒の購入と合わせて、奇跡のぬれ煎餅の購入もお願い致します」としています。

竹本勝紀社長からのコメント

　「まずい…もう１本！」を合言葉にぜひお買い求めいただきたいです。皆様の温かいご支援を心よりお待ち申し上げます。