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会計時間が最大5秒減少! モスバーガーが「セミセルフレジ」を東京・関西の7店舗に導入~導入コストを極力削減できる自動化方式

[2018/11/9 10:16]

 モスバーガーを展開するモスフードサービスが、無人レジで自ら会計する「セミセルフレジ」を東京と関西の7店舗で、11月に順次導入すると発表しました。国内モスバーガー店舗でセミセルフレジを導入するのは、今回が初めてとのこと。

セミセルフレジ

 少子高齢化の影響などにより、店舗スタッフが慢性的に不足するなかで、店舗運営の効率化が必要となっており、今回導入されるセミセルフ方式は、既存のレジ機器をそのまま活用したうえでセミセルフアプリケーションと自動釣銭機を追加するため、導入コストを極力削減できる自動化方式としています。

セミセルフレジ支払い方法選択画面

 特に駅前や商業施設周辺などの都市型店舗では、ピーク時のレジ回転数を大きく向上でき、レジ待ち時間を短縮することが可能とのこと。同チェーンでは、低投資で導入が可能な今回のセミセルフレジ方式を拡大するとともに、今後、フルセルフ方式の採用も含めて立地や店舗の状況を踏まえた最適なシステムを開発し導入を進めていくとのこと。

 セミセルフレジを導入することで、会計時間の減少や、釣銭のミスの減少といった効果が見込め、実験導入店舗では、会計に要する時間が一人あたり最大5秒程度減少し、昼ピーク時のレジ回転数が約50%向上(昼ピーク時のオーダー数が60から90程度へ増加)したとしています。

【導入するセミセルフレジでの注文・支払いの流れ】
1.有人カウンターにて商品注文
※電話やインターネットによる事前注文も可能
 ↓
2.セミセルフレジにて支払い
 ・現金
 ・クレジットカード「VISA」「mastercard」「銀聯」
 ・電子マネー「楽天 Edy」「交通系 IC」「モスカード」
 ↓
3.ドリンク/バーガーなど商品を提供

【導入店舗と導入日】
東京:ワンザ有明店    11月 7日(水)
関西:江坂店       11月 7日(水)
   西宮マルナカ店   11月13日(火)
   扇町関西テレビ前店 11月14日(水)
   京阪守口店     11月15日(木)
   西宮北口店     11月20日(火)
   四条河原町店    11月22日(木)

[古川 敦]