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画像と音声認識で熟練店員のようなAI接客! モスバーガーが「AI無人レジ」の実証実験を明日15日(金)から開始
[2019/2/14 21:09]
モスバーガーを展開するモスフードサービスが、AIベンチャーのリノシスと協力し、AIセルフレジの実証実験を「モスバーガー関内店」(神奈川県横浜市中区不老町1丁目2-1)で2019年2月15日(金)~2月27日(水)まで実施します。
この実験は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した、平成29年度「AIシステム共同開発支援事業」の一環。生産年齢人口の減少に伴う人手不足により、人材確保は今後ますます困難になることが予想され、AIを活用したおもてなしのシステム化の取り組みでは、人手不足の解消に貢献するべく、自然な接客を実現するAIセルフレジの開発が進められています。
今回の実験は、モスバーガーの店舗スタッフならではの接客手法を画像認識、音声認識技術を用いて分析・解析した上で、AIシステムによる「おもてなし」の提供を目指す取り組みとしています。
今回実際にモスバーガー関内店に導入される「AIセルフレジ」は、音声認識モデルの開発により、画面タッチだけでなく音声でも注文可能なシステムを実装。モスバーガーで実際に働くスタッフの接客を分析し、モデル化したことで、習熟した店舗スタッフのように、自然な流れで注文を聞き、利用者の年齢や性別、注文履歴に応じておすすめ商品を提示し、音声での注文が曖昧な場合にも近しい商品を提示するという、接客を行なうとしています。