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吉野家の最高級牛肉使用「特撰 すきやき重」が多くの店舗で品切れ発生 本日15日(木)から11時より当日準備している食材がなくなり次第終了に

[2019/8/15 09:31]

 吉野家が14日、2019年8月14日(水)に販売を開始した吉野家史上初となる牛肉の“サーロイン”の部位を使用した「特撰すきやき重」(税込860円)が、多くの店舗で品切れが発生したと発表しました。

 「楽しみにご来店いただいたにもかかわらず、誠に申し訳ございません」と、迷惑をかけたことを謝罪。8月15日(木)以降の「特撰 すきやき重」の販売については、「各店、昼11:00より当日準備している食材がなくなり次第終了」となるとのことです。また、調理工程の都合上、牛丼関連商品と比べ、提供までに時間がかかるとしています。

 なお、「特撰すきやき重」は、最高級牛肉を使用した商品でありながら、全国で特別価格にて販売するため、販売数は全国で約50万食を予定しており、売り切れ次第、販売を終了するとしています。

 「特撰 すきやき重」はサーロインをすきやきにした「特撰 すきやき重」と生玉子、みそ汁、お新香をセットで提供されます。なお、テイクアウトは「特撰すきやき重」と半熟玉子となります。

 黒いお重で供され、1.8mmの薄さにスライスしたサーロインの生肉120gを使用。注文が入ると、牛丼の具をグツグツ煮込んでいる肉鍋からよそったたれでサーロインをさっと柔らかく香り高く煮上げ、ご飯の上に盛り付けた後に吉野家特製・すきやきのたれが回しかけられます。

 肉汁とタレがキラキラ輝くサーロインを頬ばると、とろけるように柔らかく、サーロイン特有の牛肉のしっかりとした旨味が口の中いっぱいに広がるとのこと。生玉子は、セパレーターで取り出した黄身をサーロインの上にのせて黄身を崩しながら肉と絡めて食べたり、器の中で溶いた玉子にサーロインをくぐらせたり、色々な食べ方が楽しめます。

 なお、「特撰 すきやき重」の肉のボリュームは「牛丼 大盛」より多い量で、ご飯のボリュームは「牛丼 並盛」と同様です。

「特撰 すきやき重」は、初めてサーロインを使った商品であるがゆえ、完成するまでに1年以上試行錯誤を続けながら商品開発を行なった渾身の一作としています。

[古川 敦]