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アレルゲン表記を含むラベル貼り間違いで購入者が病院で治療 ローソン府中西府駅南口店が店内調理「鶏から」のラベルを貼り間違えて販売

[2020/4/14 19:41]

 ローソンが13日、府中西府駅南口店で、2020年4月6日(月)11時09分に販売したカップ惣菜「鶏から 香ばし香味野菜 4個」(税込200円)の裏面の原材料表記ラベル貼り間違えによって、当該商品に含まれるアレルゲン表記対象である「卵」、「乳成分」、「ごま」の表記をせずに販売したことが、購入者からの申し出により判明したと発表しました。

 同社によれば、今回、購入者が「卵」のアレルギーをもっていたため、食べたことで体調を崩し、病院で治療したとのことです。「お客様には大変ご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。

 当該店舗では、管轄の保健所に事実を報告し、店内調理品の販売を中止。また、今後の再発防止に向けた対策を実施したとしています。

当該商品

「鶏から 香ばし香味野菜 4個」(税込200円)
 (消費期限:20.4.6 21時09分と記載の商品)

販売個数:1個(他に販売した商品はありません)

表記漏れアレルゲン:「卵」、「乳成分」、「ごま」

発生要因

 ローソンの調理マニュアルでは、「卵」のアレルゲンを含む「鶏から 香ばし香味野菜 4個」と他の商品を同時に調理してはいけない事になっていますが、調理マニュアルに反し、2種類を同時に調理し、調理後に誤った原材料表記ラベルを貼った容器に入れ販売。

再発防止に向けた対策

 今回の事案を重く受け止め、当該店舗での店内調理品の販売を即時中止すると同時に、当該店舗の全従業員に対して調理マニュアルに基づいた調理方法の研修を実施。また、全店に対し調理マニュアルの順守を再度周知徹底すべく、案内を実施。

[古川 敦]