開始7分で千セット完売! 16ブランドのお菓子を詰め合わせて6割引の税込2,592円の「関西菓子製造メーカー救援プロジェクト」の第5弾が明日29日(金)販売~創業330年の八つ橋店などが参加
京都・大阪・神戸などの関西を中心に16ブランドの菓子製造メーカーがタッグを組んだ、関西菓子製造メーカー救援プロジェクトが、16ブランドの6,480円(税込)相当の商品詰め合わせた「関西菓子製造メーカー救援福袋セット」の第五弾を、インターネット通販で60%オフの2,592円(税込)で1,000セット限定で2020年5月29日(金)12時から販売します。
「関西菓子製造メーカー救援福袋セット」とは、常温で賞味期限が10日間以上担保、通常価格1,500円までの商品を満遍なく詰め合わせたもの。創業130年を超える亀井堂本家(神戸)や200年を超えるあみだ池大黒(大阪)、330年を越える本家西尾八つ橋(京都)など関西の老舗メーカーも参画しているのが特徴で、現在では全16ブランドが参加しています。
関西菓子製造メーカー救援プロジェクトは、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令された4月7日に発足し、第一弾は4月18日、第二弾は4月30日、合計3,000セットを販売しています。第三弾は5月23日に販売すると、開始7分で1,000セットが完売したとのことです。
代表の山本宗禅氏は、「5月23日は一人1セットのみ、1,000セット限定の販売でしたが、開始7分で完売しました。しかし、買いたくても買えない方も沢山いました。人員不足も影響し、1日に1,000セットが限界という状況です。そこで第四弾は、購入できなかった方を限定としてシークレット販売を実施することにしました」と語っており、そのような背景から、第五弾も引き続き1,000セットで展開することが決定したとのことです。
このプロジェクトは、関西エリアの菓子メーカーを救援するために運営元でもある京西陣菓匠宗禅有限会社が在庫を買い上げ、自社の通販サイトで販売する仕組みですが、関西地区メーカーとの輪が広がりつつある中、全国からも多くの問合せがあり、メーカー向け「相談窓口」を設置することにしたとしています。
5月26日に緊急事態宣言の解除が発表されましたが、しかし多くのイベントは中止のままで、夏の甲子園の中止も発表されました。お店は6月から本格的に稼働し、完全に戻らない中でも製造を続けなくてはなりません。ゴールデンウイークに向けて製造した商品がそろそろ賞味期限も怪しくなる時期、その商品を現金化することはとても重要と考えているとのことです。
「このプロジェクトは、当社が30%で在庫を買取り即現金にてお支払いします。この点はメーカーにとっても有難いはずです。その額に我々が10%の利益を乗せて販売していますが、間接経費(商品代金 6,000円分を超えた場合の負担、カード手数料、送料の一部、段ボールなどの資材費、伝票作業、出荷作業、カスタマーサポートなど)もあり赤字です。しかし、今こそ手を取り合い、有事を乗り越えないと関西菓子業界の未来はありません。この協力関係は今後必ず大きな力になると信じています」としています。
関西菓子製造メーカー救援プロジェクトでは、引き続きメーカーの垣根を超えて、在庫連携だけではなく新しいサービスやコラボによる商品開発にもこれからは検討、着手していく考えとのことです。