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セコマはレジ袋無料を継続! 新型コロナによる経済への打撃や感染拡大防止の状況を鑑み有料化を延期~7月1日にバイオマス素材30%配合に切り替え

[2020/6/23 08:37]

 北海道を中心に、埼玉県、茨城県でコンビニエンスストアチェーン「セイコーマート」などを展開しているセコマが22日、2020年7月1日より、セコマグループ小売店1,224店(セイコーマート 1,172店・ハマナスクラブ 35店・ハセガワストア 13店・タイエー 4店)で使用するレジ袋の素材を、化石資源を原料とするプラスチックの使用削減を目指したバイオマス素材30%配合のレジ袋にすると発表しました。

バイオマス素材を 30%配合したセコマグループの新しいレジ袋

 セコマグループが7月より採用するレジ袋は、バイオマス素材を30%配合しているため、有料化の対象外ですが、さらなるプラスチックの使用量削減に取り組むため、2020年7月1日からレジ袋を有料化する方向で準備してきたとのこと。

 しかし、新型コロナウイルス感染症により、世界はもとより日本経済は大きな打撃を受けており、生活だけでなく経済的にも大きな影響を及ぼしているほか、社会全体に新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するための「新しい生活様式」への変化が求められている状況を鑑み、レジ袋の有料化を延期すことにしたとのことです。

 今後も、価格や有料化の時期については、継続して慎重に検討していくとしています。また、セイコーマートでは店頭で、マイバック利用の協力、レジ袋利用の辞退を、レジ袋の削減に取り組んでいくとしています。

[古川 敦]