【食レポ】渋谷の宮下公園が空中庭園「レイヤード ミヤシタパーク」にパワーアップ! 「KUROOBI」でスープ・具・麺ともウマーなNY進化系ラーメンに舌鼓!
渋谷区と三井不動産が、渋谷駅近くの公園「宮下公園」を再開発。7月28日から、公園、商業施設、ホテルが一体となった施設「レイヤード ミヤシタパーク」へとリニューアルして営業中です!
「レイヤード ミヤシタパーク」は、渋谷駅北側から原宿駅方面にかけて全長330mからなる低層複合施設。各種商業系テナントに加え、元々この場所に存在した「宮下公園」を道路上空も含め屋上公園として整備されました。いこいのスポットとしての公園の良さはそのままに、商業施設として有効活用できるスポットとして生まれ変わりました。
8月4日からは、1Fに横丁のような作りの「渋谷横丁」がオープン。各種軽食ブランドがテナント入りする「FOOD HALL」、North館3Fには大人向けのお店が集まるゾーンもあり、各種飲食系テナントが充実。グルメスポットとしても気になる駅チカ複合施設となっています!
今回は、渋谷駅北口から歩いて3分ほどの小道から「レイヤード ミヤシタパーク」入口へ! 入口前では事前受付&当日受付窓口があり、受付を済ませたらアルコールで手を消毒してレイヤード ミヤシタパーク」内部へと進みます。
飲食テナントは1Fから3Fまで幅広く点在していますが、今回はSouth館3Fの「FOOD HALL」へ
South館3Fの「FOOD HALL」には、タコスの「TACO BELL」、ニューヨークスタイルのラーメン専門店「KUROOBI」、中華料理「PANDA EXPRESS」、「マクドナルド」、ポケ丼・ロール寿司の「MAGURO MARKET」、カフェバー「VALUME」の6店舗がテナント入りしています。
その中から、今回はニューヨークスタイルラーメンと言うワードに心奪われた「KUROOBI」へ行ってみることにしました!
なお、「KUROOBI」の基本メニューは以下の通り。価格は全て税別となります。
「白帯(鶏白湯+辛味噌)」830円
「黒帯(鶏白湯+ガーリックオイル)」890円
「赤帯(鶏白湯+ラー油)」990円
「茶帯(鶏清湯+醤油)」850円
「緑帯(ビーガンまぜそば)」990円
さらに、「KUROOBI」には各種ラーメン注文時に合わせて注文できるセットメニューがあります。
内容は、+300円で「Aセット(ハーフポテト+フリードリンク)」、+400円で「Bセット(唐揚げ3個+チキンライス+フリードリンク)」、+450円で「Cセット(餃子3個+チキンライス+フリードリンク)」の3種類。
今回は「黒帯 Cセット」1,340円をオーダーしました!
また、「FOOD HALL」は、新型コロナウィルス時代以降に開業したフードコートとあって、すべての席に透明なアクリル板を装備!
加えて、ソーシャルディスタンスを意識する注意事項が机の上にセットされていました!
「黒帯 Cセット」は、注文してから10分ほどで完成! なお、「FOOD HALL」は、フードコートあるあるなセルフ式なので、料理の受け取りおよび片付けは自ら行うスタイルを採用しています!
まずは、メインの「黒帯」の姿をチェック! 糸唐辛子やフライドオニオンがトッピングされている点は海外のラーメンのような雰囲気ですが、マー油のように黒々としたガーリックオイルがまぶされていることもあって、全体的なビジュアルは「熊本ラーメン」にそっくり!
見た目をチェックしたらスープをすすってみると、鶏白湯ならではの濃厚な旨味と後味のキレの良さを感じるとともに、マー油のようなパンチの効いたガーリックオイルのコク、フライドオニオンの香ばしさ、糸唐辛子の刺激的な辛味がにじみ出てウマー! 加えて、海外のラーメンあるあるなラーメンのスープがヌルいという問題もなく、日本のラーメンのようにスープが熱々な点も好印象!
麺は太く腰のある麺が使われており、濃厚な旨味に満ちた鶏白湯&ガーリックオイルの風味に満ちたスープとの相性も上々! 加えて、普段麺をすすって食べる習慣のないアメリカ人にあわせたためか、麺の長さが非常に短く、コシの強いマカロニを食べているかのような感覚で楽しめます!
スープと麺とのマッチングをチェックしたら、具の美味しさもチェック!
チャーシューの代わりに入った鶏肉は、脂っこさ0で柔らかくジューシー! 噛みしめるたびに淡麗なる旨味があふれ出す点に好印象!
味玉は見てのとおり黄身が半熟で、半熟な黄身ならではのとろけるような舌触りとコクに満ちた風味が最高です!
「黒帯」の美味しさに舌鼓を打ったあとは、サイドメニューの餃子&チキンライスの美味しさもチェック!
餃子は厚めの皮の中に鶏肉と野菜がバランス良く入って、ジューシーさとガツガツと食べたくなるウマさを両立!
チキンライスは米粒の芯まで鶏肉の旨味がガツン! と、染み込んでいるのはもちろんのこと、胡椒の刺激が効いてあと引くウマさ! しょぼしょぼな容器のビジュアルからは想像出来ないほどの美味しさに感激しながら「黒帯 Cセット」を完食! ごちそうさまでした!
今回は、渋谷駅北側にオープンしたばかりの「レイヤード ミヤシタパーク」3Fの「FOOD HALL」で、ニューヨークスタイルラーメン店「KUROOBI」のラーメン&サイドメニューをいただきました!
海外でラーメンを食べた時には、麺にコシがない、スープがヌルいという事態に見舞われることが多いなかで、お店の名前を冠した「黒帯」のスープは鶏白湯、ガーリックオイル、フライドオニオン、糸唐辛子の風味がバランス良く絡み合う上に、火傷しそうなくらいに熱々!
麺はすすらずに楽しめるように短くカットされている点が個性的ですが、太い姿の麺はコシが強く感じられる上に、鶏白湯ベースのスープともマッチ! 加えてキレの良い旨味に満ちた鶏肉、半熟な黄身の風味が極上な味玉も入って、具のクオリティーもピカイチ!
容器のビジュアルは安っぽい点がウィークポイントなものの、皮の食感と鶏肉と野菜の風味がバランス良く馴染んだ餃子、ご飯を噛みしめるたびに胡椒の刺激と鶏のウマさが踊りだすチキンライスと、細部にまで手抜き無しな味のクオリティーの高さに感動!
メインのラーメンからサイドメニューまで美味しく楽しめたこともあり、まだ見ぬ「白帯(鶏白湯+辛味噌)」、「赤帯(鶏白湯+ラー油)」、「茶帯(鶏清湯+醤油)」、「緑帯(ビーガンまぜそば)」の美味しさも気になる食事体験となりました!
日本でも人気の高い鶏白湯スープで楽しむラーメンが好きな方はもちろんのこと、海外ナイズされていながらも筆者を含めた日本人が食べても美味しく楽しめそうな「黒帯」。実際にレポしてみました「黒帯」のほか、各種ニューヨークスタイルなメニューの数々が気になる方は、ぜひ、「レイヤード ミヤシタパーク」3F「FOOD HALL」内にある「KUROOBI」でお試しあれ!