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発売2日で出荷停止の「生ジョッキ缶」が6月15日に数量限定で再発売! 次回以降の発売日は未定~開栓するときめ細かい泡が自然発生し、ジョッキで飲む樽生ビールのような味わい

[2021/5/7 19:00]

 アサヒビールが7日、一時休売している「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」を、2021年6月15日(火)に数量限定で再発売すると発表しました。次回以降の発売日に関しては、現時点では未定としています。

 「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」は、4月6日(火)にコンビニエンスストアで先行発売された、日本初という缶のふたを全開すると泡が自然に発生する缶ビール。販売好調により商品供給が追い付かず、一時出荷停止。4月20日(火)からは全国発売されましたが、それから2日間で一時休売が発表され、6月中旬以降に数量限定で再発売する予定としていました。

アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶 CM 「生ジョッキ缶 プロダクト」篇 15秒

 「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」は、家庭内での飲用をより楽しく、ワクワクさせる、新しい価値を提供する商品として開発され、開栓するときめ細かい泡が自然に発生し、飲食店のジョッキで飲む樽生ビールのような味わいが楽しめるという商品。340ml缶で、価格はオープン。店頭価格は198円(税込217円)程度。

 開栓直後に自然発生する泡は、缶体内側の特殊塗料により、通常の缶からビールをグラスに注いだ時に発生する泡よりもきめ細かく、缶のまま直接飲用することで冷たさも炭酸ガス圧も維持されます。開栓したふたと缶体の飲み口は、飲料缶では初採用となるダブルセーフティー構造により、手や口を切る恐れがなく、安心して飲用することができるとのことです。

 パッケージデザインは、銀色の缶体をベースに「SUPER“DRY”」と「ASAHI」のロゴで「スーパードライ」らしさを表現するとともに、缶体上部の「泡が出る」「ゴクゴク飲める」という文言と、ビールの液色や“生ジョッキ”のイラストで商品の特長を訴求しています。アルコール分5%。製造工場は茨城工場、神奈川工場、名古屋工場、吹田工場。

 同社が実施した調査によると「自宅では飲食店のような本格的な生ビールが味わえない」ことに不満を感じている人が6割を超えており、「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」の発売を通じて、自宅などにおいて、飲食店で飲む樽生ビールのような味わいを気軽に楽しみたいというニーズに応えるとしています。

 店頭販促や広告では、「日本初。開けた瞬間、まるで生ジョッキのうまさ。」をキーメッセージとしたプロモーション活動を積極的に展開。TVCMに加え、WEBやSNSなどデジタルを活用した情報発信を強化することで、飲用喚起を図るとしています。

[古川 敦]