フード

くら寿司がついに最後の空白都道府県の北海道に進出! 北海道1号店「ラソラ札幌店」が7月にオープン~寿司激戦の北海道に多彩なサイドメニューや「ビッくらポン」など独自のサービスで切り込む

[2021/5/10 15:37]

 回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司株式会社が、全国で最後の未出店エリアだった北海道に「ラソラ札幌店」を2021年7月15日(木)にオープンします。これにより、全国47都道府県の出店を達成します(2021年5月末時点 482店舗)。

 同社は、まぐろの熟成や、すし酢の製造など、味へのこだわりになる加工・製造を自社セントラルキッチンで行なっているため、物流などの関係から、これまで北海道への出店を慎重に検討していたとのこと。しかし、複数店舗の出店と、集客が見込める札幌市内でオープンできる目途が立ったことから、ついに北海道への進出を果たし、全国での店舗展開を実現することができたとしています。

貝塚センター

 北海道は全国的に見てもお寿司屋さんの多い都道府県ですが、お寿司だけではなく、こだわりのサイドメニューなど多彩な商品に加え、「食のエンターテイメント」と言える「ビッくらポン」や「スマホdeくら」など、くら寿司独自のサービスを提供することによって、北海道の人々にも親しんでもらえると考えているとのことです。

ビッくらポン

 さらに、オープンを記念して、限定メニューの販売も予定されています。また、2021年9月には北海道2号店となる「札幌八軒店」のオープンも予定され、今後も順次出店を拡大していくとのことです。

 また、くら寿司では、入店から退店まで店員と対面せずにサービス提供が可能となる、「非接触型サービス」を標準装備した「スマートくら寿司」の出店や、空気中の菌やウイルスからお寿司を守る「抗菌寿司カバー」の導入など、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的とした様々な対策に取り組んでいます。

製造管理システム
時間制限管理システム

 「くら寿司」は、「withコロナ」時代のニーズをいち早く捉えた取り組みが高く評価され、2020年度の「顧客体験価値(CX)ランキング」では、第2位に選ばれています(第1位はディズニー。外食業界ではくら寿司がトップ)。

北海道1号店「ラソラ札幌店」概要

・住所 :〒003-0003 北海道札幌市白石区東札幌3条1丁目1-1-2階
・座席数:198席

北海道2号店「札幌八軒店」概要

・住所 :〒063-0846 北海道札幌市西区八軒6条西10丁目453-4
・座席数:199席

非接触型サービス「スマートくら寿司」 入店から退店までの流れ(イメージ)

1.セルフ案内(コンタクトレス/タッチレス)
2.座席間の背もたれの高さを確保(コンタクトレス)
3.スマホで注文 ※自身のスマホと連動して注文可能(タッチレス)
4.触れずに開閉できる「抗菌寿司カバー」(タッチレス)
5.レーンに取り付けた小型AIカメラがお皿を自動的にカウントするセルフチェック(コンタクトレス)
6.セルフレジ(コンタクトレス/タッチレス)

※「コンタクトレス」:店員を介さない / 「タッチレス」:機器に触れない

くら寿司“初”年表(※一部抜粋)

[古川 敦]