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世界一甘いお菓子「グラブジャムン」約10万kcal分使用したお菓子のようなビール! サンクトガーレンが「グラブジャムンスタウト」を本当に本日1日(金)24時間限定販売 [エイプリルフール]

[2022/4/1 19:49]

 日本で地ビールが解禁する以前より、アメリカで小規模ビールの製造販売を行なっていた“元祖地ビール屋”サンクトガーレンが、世界一甘いと言われるインドのお菓子“グラブジャムン”を使った、お菓子のようなビール「グラブジャムンスタウト」を2022年4月1日(金)24時間限定で本当に販売します。

 近年欧米のビールシーンで話題の「ペイストリースタウト」は、ペイストリー(お菓子)をイメージした味わいだったり、実際にそのお菓子を入れてつくった濃厚で甘い黒ビール。同社ではペイストリースタウトが注目を集めるずっと前の2007年からバニラチョコ風味の「スイートバニラスタウト」や、泡まで黒糖風味の「黒糖スイートスタウト」を製造しています。

左がスイートバニラスタウト、右が黒糖スイートスタウト

 今回、さらにインパクトのあるペイストリースタウトを造ろうと目を付けたのが、世界一甘いと言われるお菓子「グラブジャムン」。「グラブジャムン」は小麦粉とミルクでできた丸い揚げドーナッツを、カルダモン風味の激甘シロップに漬け込んだインドのお菓子です。その甘さは“脳天を貫く”、“健康な歯がうずく”、“眩暈がする”などと言われるほど。同社で実食した感想は、カルダモンの風味も相まって「子供用の風邪シロップが染み込んだドーナツ」とのこと。

使用したグラブジャムン

 1回の醸造に使ったのは25kgのグラブジャムンです。そんなに多くないように思いますが、カロリーに換算すると10万kcalを超えます。グラブジャムンのドーナツのような本体は、卵白のようにドロッと濃厚なシロップと別々に分け、本体は粉砕した麦芽とお湯と一緒に糖化、シロップは麦汁の段階で添加、と全てをビールに投入したとのこと。

グラブジャムンをシロップとドーナツのような本体に分ける
グラブジャムンを糖化槽に投入
グラブジャムンのシロップを煮沸釜に投入

 ペイストリースタウトは“グラスに入った料理”と言われることがありますが、このビールの醸造工程も料理づくりのようで、完成したビールから広がるのはカルダモンの爽やかな香りと、焼き菓子のような甘く香ばしい香りで、少しトロミのある飲み口は、甘さも相まってお汁粉を彷彿とさせるとしています。アルコールは8.5%と高めです。

「グラブジャムンスタウト」概要

内容量:330ml
アルコール:8.5%
賞味期限:2022年5月30日(要冷蔵)
原材料:麦芽、ホップ、ラクトース、糖類、グラブジャムン、カルダモン
販売場所:サンクトガーレンのネットショップ限定
価格:2本セット 2,079円~(消費税・クール便送料込)
販売期間:2022年4月1日(金) 24時間限定。時間内でも3,000本が完売した時点で終了となります。
※日本ではお菓子はビールの原料に認められていないため、この商品は発泡酒表記です。麦芽率は高いので税率はビールと同じです。

樽生で楽しむことも出来ます

 2021年10月、本厚木駅北口にオープンしたサンクトガーレン初の直営店。レギュラービールから季節限定のフルーツビールまで、最大20種のビールが715円から楽しめます。タップルームではグラブジャムンの現物も期間限定で提供。ビールと一緒に楽しむことが出来ます。

住所:神奈川県厚木市中町2-2-1 本厚木ミロード2 1階(本厚木駅北口すぐ)
営業時間:月~木・日 11:00~22:00/金・土・祝前日 11:00~23:00
     ラストオーダーはそれぞれフード1時間前、ビール30分前

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[古川 敦]