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あの有吉弘行“思い出のパン”「スペースアポロ」に新味「メロンクリーム」が登場! スポンジケーキにメロンクリームしぼり、ザラメをサンド

[2022/5/29 08:38]

 フジパンが、「スペースアポロ メロンクリーム」を6月から販売しています。価格はオープン。販売エリアは東北・関東、中部、関西・中四国、九州。

 「スペースアポロ メロンクリーム」は、スポンジケーキにメロンクリームをしぼり、ザラメをサンドしています。エネルギーは346kcal、たんぱく質 5g、脂質 11.2g、炭水化物 56.3g、食塩相当量 0.37g、飽和脂肪酸 3.96g、トランス脂肪酸 0g、コレステロール 89mg、その他。

 フジパンのグループ会社「ナガイパン」が昭和50年頃に製造・販売していた洋菓子の「アポロ」を再現した商品が「スペースアポロ」です。

「スペースアポロ」通常パッケージ

 事の起こりは、テレビ朝日系で毎週金曜日の20時から放送されている「マツコ&有吉 かりそめ天国」の2020年8月14日(金)の放送で、有吉弘行さんが幼い頃に食べたと記憶している思い出のパン“アポロ”を探すという企画が放送されたこと。ナガイパンの地元、広島市内でも「ネットにも出てこない謎のパン」としてSNS上で話題になりました。

 調べていくと“アポロ”は昭和50年頃にフジパンのグループ会社「ナガイパン」が製造・販売していた洋菓子であることが判明。同社内で調査を行なったところ、レシピなどの詳しい資料は残っておらず、唯一残っていた資料に映っていた写真と、当時を知る社員の記憶をたどり、試行錯誤を重ね商品の再現に成功したとのことです。

当時の商品画像

 この幻のパンの発売を望む声が多数よせられ、それに応える形で、2020年10月に期間限定で発売すると、僅かな資料と情報をもとに、再現された当時のパッケージも、レトロでありながら、印象的なデザインで大好評。初日に13万個売り上げるなど、当初の販売計画を大幅に上回り、一部注文された数量を確保する事が難しい状況になり、出荷数量制限がかかるほどでした。

 惜しまれながら発売を終了した「スペースアポロ」ですが、「発売をして欲しい」「食べてみたい」という熱いリクエストが多くよせられたことから、2021年3月からレギュラー販売されています。

[古川 敦]