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双腕ロボが生そばをテボに入れて、茹でて、洗って、締めて提供! 「そばロボット」をJR山手線沿線で初導入した「いろり庵きらくそば 五反田店」が本日24日(金)オープン~1時間に150食提供で1人分の省力化

[2022/6/24 14:56]

 「食産業をロボティクスで革新する」をミッションとするコネクテッドロボティクスが、「そばロボット」を導入した「いろり庵きらくそば五反田店」を、JR山手線の五反田駅構内 東口側に2022年6月24日(金)に新規オープンします。

 「いろり庵きらくそば五反田店」は、JR東日本クロスステーションフーズカンパニーが運営する店舗。「そばロボット」の導入は合計4店舗目となります。

店舗内イメージ

 「そばロボット」は1本目のロボットアームが生そばを番重(仕切り付容器)から取出しテボ(茹で用ザル)へ投入し、その後、2本目のロボットアームにより茹でる、洗う、締めるという一連の調理工程を行ないます。1時間あたりのそば調理数は150食(ゆで時間100秒の場合)で、1人分の省力化ができるとのことです

そばロボット(双腕モデル)動作フロー_202202

 直近では飲食店への来店が増加傾向にあり、今後の人手不足の課題が予測されることから、ロボット調理の重要性は広がっており、双腕型の「そばロボット」では一連の調理工程を完全自動化することで、店舗全体の約12時間分程度、従業員約1人分以上の作業量を代替することができるとしています。また、非接触でのそばの調理と安定した美味しさを提供することができるとのことです。今後、2026年までにJR-Crossが運営する駅そば店舗30店への導入を目指してくとしています。

[古川 敦]