「壁の穴風ナポリタン」「"伝説”のミートソース」など3つのパスタが税込550円! 創業70周年の和風スパゲティの元祖「壁の穴」が「大感謝祭」を本日20日(火)開催
焼肉坂井ホールディングスのグループ会社で、和風スパゲティの元祖「壁の穴」が創業70周年を記念し、3つのパスタメニューを税込550円で提供する「大感謝祭」を2024年2月20日(火)に開催します。
「壁の穴」では、月に1度のスペシャルサンクスデー「大感謝祭」を2023年6月から毎月第3火曜日に開催しています。
海老ときのこの青じそ醤油バターソース
壁の穴の人気メニューの一つ“明太子”を使用し、旬の牡蠣と舞茸を使用した季節限定の贅沢メニュー。発酵バターと醤油の風味を効かせ、アクセントに鬼おろしとセリを添えました。そして、柚子の香りが冬の到来を感じさせ、このメニューを一層引き立てます。
壁の穴風ナポリタン
数あるナポリタンの中でも、何かひと味違う。パスタ専門店のノウハウが詰まった壁の穴風ナポリタン。独自のレシピで改良。素材の味を生かした仕上がりです。
「大感謝祭」は以下の各店舗で実施されます。
- 札幌ステラプレイス店
- 渋谷道玄坂小路本店
- 日比谷シャンテ店
- 西武池袋本店
- 自由が丘店
- 玉川高島屋店
- 千葉そごう店
- そごう横浜店
- バーチョディジュリエッタ そごう大宮店
- 梅田HEPナビオ店
- 茨木ロザヴィア店
和風スパゲティの元祖「壁の穴」とは
1953年に「Hole in the wall」の店名で東京都中央区田村町(現・西新橋)にオープン。創業者は「和風スパゲティの元祖」と称される成松孝安さんです。
ある日、横須賀の海岸で偶然出会ったCIA初代東京支局長、ポール・ブルーム氏の渋谷神山町にあった邸宅へ執事として従事した成松さん。その後、日本からの情報収集を目的に、ブルーム氏が日本の指導的知識人を集めて主催していた「火曜会」にも参加するようになります。そして、サンフランシスコ講和条約締結後に「火曜会」は終了。
そしてブルーム氏らから資金を得て創業した「Hole in the wall」のオープン当初は、イタリア料理に精通している客に試食をしてもらい、その意見を元に茹で時間などを調整していったため、注文を受けてから茹で始めるというスタイルを採っていたそうです。
また、磐梯(ばんだい)のスキー場の一部で支配人も務めていた成松は、猪苗代の納豆ご飯を食す高松宮様を見て納豆スパゲッティを研究したり、しめじスパゲッティ、椎茸スパゲッティ、うにスパゲッティなどを考案したり、のりや青じそをスパゲッティにトッピングしたり、昆布の粉をスパゲッティの隠し味に入れたりして、和風スパゲッティを始めとする200種類ものスパゲッティを考案。「和風スパゲッティの元祖」と称されました。
その店名は、シェイクスピアの有名な戯曲「真夏の夜の夢」で恋人同士が壁に開いた穴を通して囁きあうシーンに出てくる言葉「Hole in the Wall」からとられたもの。原作では二人が結ばれるまでの障害を壁にたとえています。
つまり「壁の穴」は、障害を乗り越えて心を通じ合わせるために存在したのです。この話のように、お客様との交流を大切にしたい。いつも心を通わせていたい。そんな想いを込めて「壁の穴」という名前が付けられました。そして、その名前の通り今日までお客様と温かく心を通わせ続けてこれたと、そう信じているそうです。